木工の美と磁力のハーモニー
2026年4月4日から4月19日まで、東京・銀座のCIBONE CASEで木工作家・嘉手納重広の8回目となる個展が開催されます。柔らかな曲線と独特の構造が特徴的な嘉手納氏の作品が並び、観る者を魅了します。
木と磁力の独自の美学
嘉手納重広はその作品の中で、釘や接着剤を一切使用せず、木材に埋め込まれた磁石の力を利用して、パーツを組み立てるという斬新なアプローチを実践しています。この技法により、浮遊感を生むオブジェが誕生し、観客に新しい視覚体験を提供します。特に、重力の中で成立するこの構造は、見る人に神秘的な緊張感を与えています。
作品の素材と制作プロセス
展示される作品には、ウォールナット、メープル、チェリーといった選りすぐりの広葉樹が使用されており、木の持つ本来の魅力が引き出されています。各作品は一点一点手作業で丁寧に削り出され、その仕上げには木の質感や色合い、木目の美しさが活かされています。これにより生まれる有機的なフォルムは、独自の美しさが表現され、見る者に静かな感動をもたらします。
進化し続ける作品群
嘉手納氏の個展は、2017年にCIBONE CASEがオープンして以来、定期的に開催されてきました。「non structure」「Floating Arcs in the air」「mother」「eden」「RAW POWER」といったタイトルのもと、毎回新たな作品が紹介されています。作品は回ごとに進化を続けており、木と磁力の関係性を探求する中で、有機的な形状を持つ造形へと変化しています。このプロセスは、観衆に新たな発見を提供し、木工作品の可能性を広げるものとなっています。
会場とアクセス
開催場所のCIBONE CASEは、銀座のGINZA SIXの4階に位置し、東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線の銀座駅から徒歩2分の好立地です。会期中は、作品だけでなく、嘉手納氏本人が在廊する日も予定されているため、直接話を聴くチャンスも味わえます。
この展示は、木の物語と磁力の神秘を調和させた作品を通して、来場者に深い感動を与えます。木工作家・嘉手納重広の世界をぜひこの機会に体験してください。
作家プロフィール
嘉手納重広(かでな しげひろ)は1978年に沖縄県で生まれました。彼は木彫教室のアシスタントを経て、自らの制作活動をスタート。青空市を通じて作家としての道を歩み始め、初の個展を2012年に開催。その後、東京を拠点に木材と磁力を使った造形作品の制作を続けています。彼の作品は、木工の手仕事と自然現象を巧みに融合させた、見る者に新しい視点を提供するものです。
お問い合わせ先
CIBONE CASE
住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 4F
電話:03-5537-3101
この機会をお見逃しなく、ぜひ新たな感覚を楽しんでください!