地域金融機関向けAgenticAI講演会が示す未来の金融戦略とは
2026年1月30日、NECは地域金融機関の役員や部長を対象とした「Agentic AI 特別講演会」を開催しました。この講演会は、生成AIの進化形である「Agentic AI」を活用した金融業務の革新をテーマにしております。式典には、地方銀行や信用金庫、系統金融機関から計15社の経営幹部が参加し、最新のAI技術について学びました。
開催の背景
昨今、生成AIは金融業務における生産性向上や顧客満足度の向上において大きな期待が寄せられています。多くの金融機関がAIエージェントの導入を検討している一方、課題も多いため、経営層による積極的なリーダーシップがカギとなっています。そこでNECは、金融機関の経営者や実務責任者が新たな視点を得られるよう、専門家による講演会を企画しました。
プログラム概要
講演会では、学術的な視点とビジネス実装の両面から、AIが金融業務に与える影響についてのプレゼンテーションが行われました。具体的なプログラムは以下の通りです。
1.
『数字では見えない”声”をAIはどう捉えるか』
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講演者: 国立大学法人 電気通信大学 副学長 坂本 真樹 氏
この講演では、感性に基づく生成AIの開発と金融機関における適用可能性について深く掘り下げました。
2.
『業務変革の実現に向けた「+AI」の取り組み』
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講演者: NEC Corporate SVP 兼 AIテクノロジーサービス事業部門長 山田 昭雄
金融機関で実現を目指す業務改革に焦点を当て、「+AI」視点からのAI戦略について解説されました。
3.
『地域金融機関業務の生産性向上を実現するAIエージェント』
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講演者: NEC AIソリューション統括部長 池谷 彰彦
NECが自社で実証済みのAIエージェントの効果を具体的に紹介し、金融業務におけるAI活用の可能性を示しました。
4.
『金融機関向け構想・サービスについて』
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講演者: NEC Corporate SVP 兼 金融ソリューション事業部門長 清水 一寿
金融機関が抱えるニーズに対するAI関連ソリューションの紹介や今後の取組方針が説明されました。
参加者の声
参加者からは、概念に基づく感性の講演が新たな気づきを与えたとの声が寄せられたほか、具体的な事例やデモが非常に参考になったとの評価も得ていました。AI戦略の最新情報を得られたことへの喜びも多数見受けられ、実務でのAI適用にさらなる関心を持つこととなったようです。
今後の展望
今後、NECはAgentic AI共同研究会を通じて、地域金融機関と連携し、生成AIを活用した新たな金融サービスの開発に努めていきます。これにより地域経済の成長を促進し、持続可能な未来を築いていくことを目指します。
この講演会を皮切りに、金融業界におけるAI技術の更なる普及と発展が期待されることでしょう。