ハンセン病の理解促進へ!都のオーディエンス向け講演会と展示会
東京都では、6月22日に「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」に合わせて、ハンセン病についての理解を深めるためのイベントを開催します。この日は、都民に向けての啓発活動として、オンデマンド講演会とパネル展示が実施されます。この取り組みは、ハンセン病の歴史やそれに関連する偏見・差別を解消するための一環です。
オンデマンド講演会「ハンセン病問題を知っていますか」
特に注目されるのが、オンデマンド講演です。この講演は、次のような内容で構成されています。
- - ハンセン病とは(約4分)
- - 日本におけるハンセン病政策(約12分)
- - 国立ハンセン病資料館の役割と課題(約7分)
講師には、国立ハンセン病資料館の金貴粉氏が登壇し、信頼性の高い情報を提供します。この講演は、2026年6月11日から12月28日まで視聴可能で、無料でアクセスできるため、興味のある方はぜひ参加してください。視聴方法は、東京都の公式動画チャンネル「東京動画」から。なお、通信費は視聴者の自己負担となりますのでご注意ください。
パネル展示「ハンセン病パネル展」
加えて、ハンセン病についての概要やさまざまなQ&Aを紹介するパネル展示も行われます。展示は、6月19日から24日まで、都庁第一本庁舎1階のアートワーク台座にて開催される予定です。これは、訪れる人々が基本的な知識を得るための良い機会です。
ハンセン病の歴史と未来
ハンセン病は、かつて「らい病」と呼ばれており、ノルウェーの医師・ハンセン氏に由来しています。現在では、感染力が非常に弱く、適切な治療で完治が可能です。しかし、過去には「癩(らい)予防ニ関スル件」による隔離政策がとられ、患者やその家族に大きな苦痛をもたらしました。これらの悪影響は今なお残っており、偏見や差別が続いていることが私たちの社会の課題です。
1996年に隔離政策は廃止されましたが、ハンセン病に対する正しい理解を広め、根深い偏見をなくすための活動は今も続いています。
ぜひ参加しよう!
ハンセン病への理解を深めるためのこのチャンスを逃さないでください。多くの人が参加し、正しい知識を学ぶことで、医療従事者だけでなく社会全体がより良い理解を得られることを目指しています。心の中にある偏見を解消し、すべての人が尊厳を持って生きられる社会の実現に向けて、一緒に歩んでいきましょう。
お問合せ先
東京都健康安全研究センター企画調整部
電話番号:03-5937-1089