企業内検索システム「Neuron ES」と生成AIの融合
ブレインズテクノロジー株式会社が、企業内検索システム「Neuron ES」に新たに生成AI連携オプションを追加したことを発表しました。この新機能は、同社の生成AIナレッジチャット「Chat EI」とも連携し、業務の効率化をさらに推進するものです。
Neuron ESとは?
「Neuron ES」は、企業内部の様々な情報をインテリジェントに検索できるシステムです。従来、ファイルサーバやポータルサイトで保管されている文書に加え、Microsoft SharePoint、Box、Dropboxなどのクラウドストレージも対象となっていました。これにより、膨大なデータの中から必要な情報をスムーズに取り出すことが可能です。
生成AI連携オプションの特徴
2024年5月には、新たに生成AIナレッジチャット「Chat EI」が稼働予定で、11月には「Neuron ES生成AI連携オプション」が正式に提供されることになります。このオプションの導入により、ユーザーは文脈を理解した生成AIが情報を抽出・整理し、より迅速かつ的確な意思決定をサポートしてくれます。
新機能は、アクセス権に基づいた社内情報の探索を対話形式で実現します。つまり、従業員は日常業務の中で直面するさまざまな疑問に対して、迅速に答えを得ることができるのです。
Amazon Bedrockとの連携
特筆すべきは、今回「Amazon Bedrock」への対応が追加された点です。これにより、AWSを使用して社内システムを運用している企業にとって、生成AIの導入がよりスムーズになります。Microsoftの「Azure OpenAI Service」への対応も進めており、各社が提供する大規模言語モデル(LLM)との互換性を高めることで、様々なニーズに応える体制を整えています。
Chat EIの詳細
さらに、「Chat EI」は企業内部における文書やFAQデータを基に、的確な情報を提供するナレッジチャットとして機能します。これにより、社員が抱える疑問を容易に解決し、業務の生産性を向上させることが見込まれます。
ナレッジチャットは、ユーザーが文脈の理解に基づいた対話を通じて、必要な情報を獲得できる点が大きな利点です。
これからの展望
今後、ブレインズテクノロジーは様々な企業やユーザーの環境に応じた最適なソリューションを提供し、企業のデジタル変革を支援することを目指しています。「Neuron ES」や「Chat EI」を通じて、企業活動の継続性と生産性を劇的に向上させることをミッションとして掲げ、さらなる進化を続けていくでしょう。
お問い合わせ
「Neuron ES生成AI連携オプション」や「Chat EI」についての詳細や導入に関するご質問は、ブレインズテクノロジーの
公式サイトをご覧ください。また、取材等のお問い合わせについても、同サイトのフォームからご連絡いただけます。
ブレインズテクノロジーは、企業知の創造を支援するために2012年に商標「Enterprise Intelligence」を登録し、継続的なイノベーションを目指しています。