ヤマハ、シンガーソングライター向け新エレアコモデル『FG9 X』『FS9 X』発表

ヤマハが発表したエレクトリックアコースティックギター新モデル

ヤマハ株式会社は、2025年4月上旬に新たなエレクトリックアコースティックギター『FG9 X』と『FS9 X』を発売すると発表しました。これらは、特にシンガーソングライターのために設計されたモデルで、音楽表現を追求するための理想的なギターです。これにより、演奏者はさらなる創造性を発揮し、音楽シーンでの活躍が期待されます。

確かな歴史を持つヤマハのギター

ヤマハは1966年からアコースティックギターを本格的に販売しており、そのスタートは「FG180」や「FG150」といったモデルにあります。以来、ヤマハはエントリーモデルからプロミュージシャン用まで多様なラインアップを展開しており、その進化の歴史は40年以上にわたります。特に2023年にはフラッグシップモデル「FG9」を登場させ、多くのプレーヤーに支持されています。

新たに発表された『FG9 X』『FS9 X』は、その名を冠するFGモデルとFSモデルの特徴を受け継いでいます。これらのモデルは、シンガーソングライターに求められる表現力を高めるために、これまでの技術とデザインに基づいて開発されました。

Atmosfeelピックアップシステム

『FG9 X』『FS9 X』の特長の一つは、3Wayピックアップシステム「Atmosfeel™（アトモスフィール）」です。このシステムは、従来型のピックアップでは捉えきれなかったギターの音成分を自然な形で再現します。アンダーサドルに配置されたピエゾセンサーが弦の振動を感知し、ボディ内部に設置されたコンデンサーマイクが胴内部の空気や音の響きを捉えます。そして、表板裏に貼付けられた圧電センサーが高音域の音を集音し、これらの音をミックスすることで、ギターの本来のアコースティックサウンドを余すことなく表現します。

また、ギターのボディのサイドには、音作りを簡単に行うための3つのノブが装備されています。これにより、演奏者はMaster Volumeで繊細な音色を調整し、Mic Blendで特有の箱鳴り感を加え、Bass EQで低音域の調整を行うことで、様々な音楽スタイルに適応した音環境を作り上げることが可能です。

価格と発売日

新モデルの詳細は以下の通りです：

- FG9 RX: 649,000円（税抜590,000円）
- FG9 MX: 627,000円（税抜570,000円）
- FS9 RX: 649,000円（税抜590,000円）
- FS9 MX: 627,000円（税抜570,000円）

すべてのモデルは2025年4月上旬に発売予定で、これからの音楽表現に新たな可能性を提供します。

まとめ

ヤマハの新エレクトリックアコースティックギター『FG9 X』と『FS9 X』は、音楽表現を追求するシンガーソングライターにとって、まさに革新的な選択肢となること間違いありません。これからの音楽シーンでどのように活躍していくのか、非常に楽しみです。興味がある方はぜひ、ヤマハの公式サイトで詳細をチェックしてみてください！