ドローン資格創設
2025-05-26 13:33:06

ドローン点検スペシャリスト資格創設で即戦力の育成を目指す!

ドローン点検スペシャリスト資格創設



一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)、株式会社東急コミュニティー、株式会社ハミングバードの三社が共同で2025年6月、新たに「ドローン点検スペシャリスト」資格を創設することを発表しました。この資格の目的は、特にマンションの点検におけるドローンの安全な運用技術を習得した操縦者を育成することにあります。

現場のニーズに応えるドローン活用



近年、ドローンの導入が進む中、マンションを含む高層建物の点検に関するニーズが急増しています。従来は目視での点検が困難だった外壁や大型構造物の検査が、ドローンを活用することで実現可能になります。点検にかかるコストや作業時間の削減、さらには赤外線画像を用いた客観的な鑑定結果の提供が期待されているのです。

しかし、ドローン操縦士の国家ライセンス制度が導入されたものの、現実の現場では「資格はあるが即戦力となる操縦者が見つからない」という課題が指摘されています。この背景には、資格取得後の実務に必要な技能と知識が不足しているという実情があります。

三社の連携で新資格創設



この課題に対応すべく、JUIDA、東急コミュニティー、ハミングバードの三社がそれぞれの専門性を活かし、新しい資格「ドローン点検スペシャリスト」を提供します。講座内容は、JUIDAと東急コミュニティーが監修し、ハミングバードが教育を担当。特にマンション点検を主眼に置いたカリキュラムで構成され、即戦力となる人材の育成を目的としています。

この資格の魅力は、資格取得後すぐに現場での業務に活かせることにあります。このように、実務に即した教育を行うことで、雇用機会の拡大や新たな職域の創出を目指しています。

講座詳細の発表は2025年6月



対象となる講座内容や費用、開催スケジュールについては、2025年6月に開催される『Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2025』において発表されます。このイベントでは、三社による共同記者発表も予定されており、参加者は最新情報を手に入れるチャンスです。

また、この資格の設立は、将来的にドローン操縦士が業界で幅広く活躍できる環境を整える第一歩となります。ドローンの活用が今後さらに進む中で、本資格がその発展に寄与することが期待されています。

各社のコメント



JUIDA 理事長 鈴木真二氏


「私たちは、無人航空機産業の発展を目指し、人材育成や安全性向上に努めてきました。特に、実務に強い人材を育てることが不可欠であり、この新資格がその一助となることを願っています。」

東急コミュニティー 執行役員 生田友昭氏


「ドローン点検の導入が私たちの業務を革新しました。新資格を通じて、安心・安全なマンションライフの実現に貢献していきたいと思います。」

ハミングバード 代表取締役社長 鈴木伸彦氏


「本資格により、ドローンを使用した業務が当たり前となる社会を作り上げていくことが目標です。」

まとめ



「ドローン点検スペシャリスト」資格は、今後のドローン業界において重要な役割を果たすことが予想されます。マンション点検などでのドローンスキルを持った人材を育成することは、飛躍的な業務効率の向上につながるでしょう。関心のある方は、ぜひ今後の発表をチェックしてみてください。


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