ANAスカイコネクトなんばがついに竣工!
2025年2月28日、大阪市中央区難波千日前に、新たな複合ビル「ANAスカイコネクトなんば」が竣工しました。このビルは、ANAファシリティーズ株式会社と南海電気鉄道株式会社が共同で開発したもので、オフィスと店舗の機能が融合した全く新しい形態のビルです。開業は4月から順次開始される予定で、多くの企業や団体にとって、新たなビジネスの拠点となることが期待されています。
コンセプトと立地
「ANAスカイコネクト」という名称には、空と地、地域と全国、さらには世界をつなげるという願いが込められています。このビルは、南海なんば駅から徒歩1分という非常に便利な立地にあり、通勤やビジネス利用に最適です。9階建てのこのビルには、5階から9階までのオフィスフロアと、1階、2階に展開予定のさまざまな店舗があります。
導入される店舗・シェアオフィス
すでに、1階にTULLY’S COFFEEがオープンすることが決まっているほか、株式会社トゥーエイトレフトによるボーイング737MAXのシミュレーターを使った飛行機操縦体験施設「TechnoBird Lounge」(仮称)の導入も決まっています。このように、訪れる人々にエンターテイメントを提供しながら、ビジネス環境も整えています。
さらに、ANAファシリティーズが運営する初のシェアオフィス「ANA WORK CABIN」は3〜4階に展開予定で、起業家やスタートアップ企業をサポートする小規模オフィスを完備。2〜5人規模のシェアオフィスに加え、利用者が自由に使える貸会議室やリフレッシュスペースも設けられる予定です。これにより、ビジネスミーティングやチーム連携も促進されます。
環境に配慮した施設
「ANAスカイコネクトなんば」は環境配慮にも力を入れており、南海電鉄グループが新たに採用したLow-Eガラスや高断熱設備を導入。その結果、基準一次エネルギー消費量から約51%の削減に成功しており、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の最高評価「五つ星」を獲得しています。さらには「ZEB Ready」認証も取得しており、持続可能なビジネス環境の提供を目指しています。
開業に向けた展望
今後もANAファシリティーズは、地域活性化を視野に入れたテナント誘致を進めながら、多様な顧客とのコラボレーションを通じて「空のあんしん」を地上で実現していくことを目指しています。このビルが、地域の新たなビジネスコミュニティの中心地として、そして訪れる人々にとっても魅力的なスポットになることを期待しています。
詳細な店舗情報や開業スケジュールについては、随時発表される予定ですので、皆さまの注目をぜひお寄せください。