新製品「Grid Connector」
2026-08-03 16:04:09

蓄電所とデータセンターを支える新製品「Grid Connector」シリーズ登場!

蓄電所とデータセンターを支える新機器



2023年、株式会社パワーエックスが新しい製品「Grid Connector」シリーズを発表しました。このシリーズは、蓄電所やデータセンターを電力系統につなぐために必要な機器を一体化したもので、工場でまとめて出荷できるのが大きな特徴です。これにより、現場での工事は据付と接続作業のみになり、迅速な設備稼働が可能になります。

導入コストを抑え、サイバーセキュリティを強化



「Grid Connector」シリーズは、独自のパワーコンディショナ(PCS)や変圧器、高圧配電盤などが一つのユニットで構成されています。これを採用することで、導入コストの大幅な削減を実現。さらに、制御・通信の設計を一体化させることにより、サイバーセキュリティの強化にも寄与します。このシリーズは、施工性や自社の蓄電システムとの互換性を高めるため、機器の内製化を進めました。

蓄電所向け「Grid Connector for BESS」



第1弾として、蓄電所向けの「Grid Connector for BESS」が展開されます。この製品はシリコンカーバイド(SiC)を使用した高効率なパワーモジュールを備えており、20フィートコンテナサイズで2.5MVA、または5MVAという二つのモデルがあります。このソリューションは、「Mega Power」シリーズの大型蓄電システムとの高い互換性を持ち、最大8台の蓄電コンテナを一つの「Grid Connector」でつなげることが可能です。

このようにすれば、設置面積やレイアウトの自由度が増すだけでなく、工事の手間も大幅に軽減されます。本製品のPCSは自社開発であり、これまでの外部調達ではないため、よりリーズナブルな価格で提供されます。

AIデータセンター向け「Grid Connector for DC」



続いて、AIデータセンター向けに発表された「Grid Connector for DC」は、蓄電所向けの技術を応用した製品です。AIデータセンターは電力消費や発熱が増えるため、特に系統接続が重要です。

この製品は、電力ユニット、蓄電ユニット、冷却ユニットの3つの機能を一つにまとめています。電力ユニットにはSiCパワーモジュールを使用した商品が含まれ、蓄電ユニットには「Mega Power 2500」が搭載され、冷却ユニットには必要な冷却水を供給するためのチラー等が装備されています。これにより、設備が一元化されサイバーセキュリティ上のリスクを低減することが可能です。

将来の展望



「Grid Connector for BESS」は年末から試作がスタートし、2027年第3四半期には市場投入を予定しています。一方、AIデータセンター向けの製品についても、2027年初頭には試作機が設置され、その後商業生産に向けた準備が進められる見込みです。これにより、電力・蓄電・冷却の各設備の統合が進み、デジタルシフトの加速にも寄与することでしょう。

詳細な情報は発表動画や特設サイトで確認できます。ぜひ、チェックしてみてください!

発表動画

特設サイト


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