PoliPoliとPijar財団、革新的スタートアップ支援プロジェクト始動
未来を変える挑戦
株式会社PoliPoliとインドネシアのYayasan Pijar Masa Depan（Pijar財団）が手を組み、社会課題解決に向けた革新的な取り組み「FutureGen for Change」を始動しました。このプロジェクトでは、ヘルスケアや気候変動など、東南アジアが直面する喫緊の課題に挑むスタートアップやNPOを支援することを目的としています。
選考と実証実験
その第一歩として、PoliPoliとPijar財団は、25の応募団体から6社を選抜し、インドネシアの各都市で実証実験を実施します。この選考プロセスには研修や自治体とのビジネスマッチングも含まれ、参加企業は具体的なビジネスプランを立て、地域のニーズに応じた提案を行いました。
採択された6社の紹介
1. PrimaKu（ボゴール）
子どもの成長を追跡するデジタルヘルスソリューションを提供。ボランティア保健師が地域の子どもたちの健康状態を見守り、早期の発育障害発見に繋げていきます。
2. Lokatani（ボゴール）
IoTを活用したスマート農業モデルを導入。持続可能な農業の実現に向けて、高品質な農産物を安定的に生産することを目指します。
3. Cexup（スマラン）
妊娠高血圧腎症の早期発見を可能にするウェアラブルデバイスを開発。安全な出産環境の構築に向けて、継続的な健康モニタリングを行います。
4. ReservoAir（スマラン）
洪水防止のための画期的な多孔質舗装ブロック「PoreBlock」を開発。持続可能な水管理を通じて都市の浸水被害を軽減します。
5. Parongpong（スマラン）
家庭ごみを100%リサイクルするリサイクル技術を提供。廃棄物の資源化と循環型経済の実現を図っています。
6. Bantubumi（パレンバン）
廃食用油を回収し再利用するシステムを構築。地域全体で資源循環を促進し、環境意識の向上に貢献します。
プロジェクトの意義
「FutureGen for Change」は、東南アジアの社会課題に対し、国境を超えた連携による解決策を模索しています。選ばれた企業は、実証実験を通じて成功事例を創出し、その成果を地域の政策提言に生かすことが期待されています。これにより、持続可能な社会へ向けた一歩を踏み出します。
計画の進捗
すでに6社は各自の都市において実証実験を進行中で、7月には成果の評価と分析を実施し、 evidenceに基づく政策提言を行う計画です。これらの活動は、地域コミュニティに大きな影響をもたらす可能性を秘めています。
まとめ
本プロジェクトは、PoliPoliの寄付基金『Policy Fund』の支援と、Pijar財団のネットワークを活かしながら、未来のビジネスリーダーを支え、社会課題解決へと大胆な挑戦を続けていきます。この取り組みに関心を持つ方々は、ぜひお問い合わせいただき、一緒に持続可能な未来を築いていきましょう。
トピックス（その他）
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。