福岡、奈良に19点差で敗退
2025年1月5日、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズンにおいて、ライジングゼファーフクオカがホームでバンビシャス奈良に経験した苦渋の敗北。試合は79-98という結果で終わり、福岡は初の連勝を逃しました。
試合の流れ
この日のゲームは、前日の快勝から一転、福岡にとって苦しい展開が続きました。まず、福岡が試合開始早々に#8スミス選手の得点で流れを掴むかに見えましたが、奈良の#44ハインズ選手や#7古牧選手が早々と3ポイントシュートを沈め、福岡はリードを許してしまう。特に第1クォーターでは、奈良は5本もの3Pシュートを決め、リードを広げられました。福岡はバーレル選手のダンクで盛り返しつつも、41-52で前半を終えたことから、厳しい戦況が続いたことに変わりはありません。
後半に入り、福岡は士気を高め、バーレル選手がオフェンスリバウンドからの得点を奪いました。さらに、中村選手の活躍によって同点に追いつくことに成功。しかし、その後奈良のハインズ選手が勝負所で再び3Pシュートを決め、福岡は再び引き離されてしまいます。必死に追いすがる福岡ですが、奈良の高確率な3ポイントシュートによって79-98の結果で終わりました。
声がかりの中、チーム力を問われる
試合後、福岡の浜口HCは奈良の3Pシュートの成功率が最大の敗因と分析しました。奈良は37本中19本の成功率を残し、福岡は同様に3Pシュートが振るわず24本中5本の成功にとどまってしまいました。一方で、ペイントエリアの得点を抑えた点については、ディフェンスの成果だと評価されています。
中村選手は「ハインズ選手を流れに乗せてしまったのが敗因」とコメント。ディフェンスの強化やチーム内のコミュニケーションが今後の課題として挙げられました。選手たちはインサイドを活かし、相手チームの嫌がるポジションを意識したプレーを行うことが重要だと強調されています。
次回への期待
今回の試合で福岡は奈良に分け合った結果ですが、レギュラーシーズン最後の2試合に向けて選手たちは自信を持ち、連勝を目指す意気込みを新たにしています。引き続き、ファンの応援を背に、次戦では自らの立ち位置をしっかりと確立していく決意を見せる福岡の姿を見逃せません。
【試合ハイライト】
試合の詳しい模様は「バスケットLIVE」で配信されています。この機会に見逃し配信をぜひご覧ください。