新型冷却システム導入
2026-08-04 14:58:33

ミライト・ワンのデータセンターに技術革新、デルタ電子の液対空気冷却システム採用

ミライト・ワンが新たに導入したデータセンターに注目



東京・港区に本社を構える株式会社ミライト・ワンは、同じく港区に本社を持つデルタ電子株式会社の液対空気式冷却装置「LTA CDU」を導入したコンテナ型データセンターを設置しました。このプロジェクトは、日本における液冷データセンターの普及を促進するものであり、今後のAI時代に向けて重要な政策として期待されています。

新技術の採用背景


近年、生成AIの急成長に伴い、高性能のGPUサーバーの必要性が高まっています。しかし、これに伴って発生する高い熱量は、従来の空冷方式では十分に対処できないという課題を引き起こしています。そのため、データセンター業界では液体冷却技術へのシフトが急務となっています。このような背景のもとで、デルタ電子のLTA CDUが選ばれました。

「LTA CDU」の特長


LTA CDUは、高発熱のデバイスを液体で効率よく冷却するための設備です。内蔵された熱交換器を用いることで、既存の空調設備と連携しつつ新たに大規模な冷水設備の設置や配管工事を行うことなく冷却環境を構築できます。この特徴により、既存のデータセンターを改修してAI向けインフラを整えることができるため、多岐にわたるニーズに応えることが可能です。

実用化に向けた展望


ミライト・ワンが新木場ビルに設置したコンテナ型データセンターは、2026年9月以降の運用開始を予定しており、高性能GPUサーバーとIOWN技術を用いた次世代AIインフラの検証に用いられます。デルタ電子は今回の技術提供を通じて、日本市場での液冷インフラの普及を推進し、AIインフラの高度化にも貢献していく考えです。

コメント


デルタ電子の社長、華健豪氏は、「生成AIの進展に合わせて、データセンターには高い冷却能力とエネルギー効率が求められています。日本国内で初めてLTA CDUを採用していただいたことを大変光栄に思います」と述べています。

一方、ミライト・ワンの宮崎達三専務執行役員も「高性能GPUに対応しつつ、既存の空調設備を組み込むことで、より柔軟なデータセンターを創出する点に注目しています」と、今回のプロジェクトの意義を強調しました。

未来への取り組み


今後、デルタ電子とミライト・ワンは、このプロジェクトで蓄積した知見を基に、高効率なデータセンターソリューションの提供を進めていく方針です。液冷技術などの先進技術を活用し、日本市場でのAIインフラの発展や持続可能なデジタル社会の実現に寄与していく所存です。日本国内での初導入となるLTA CDUは、データセンター技術の革新を促進し、今後の進展が期待されます。


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