テラスカイが提供開始するMCP対応AIプラットフォーム「mitoco Buddy」の全貌

テラスカイが提供する新たなAIプラットフォーム「mitoco Buddy」

株式会社テラスカイは、2025年12月23日よりMCP（Model Context Protocol）に対応した新しいAIプラットフォーム「mitoco Buddy」の提供を開始します。このサービスは、企業が抱えるクラウドサービスの情報を統合し、データの活用を効率化することを目的としています。よりスムーズな意思決定と業務の自動化を実現するための強力なツールとなるでしょう。

忙しいビジネスシーンをサポートする機能とは？

「mitoco Buddy」の特長の一つは、約50種類の異なるクラウドサービスとの連携が可能な点です。これにより、企業の既存の業務環境をそのまま活かしてスムーズな連携を実現し、必要な情報を迅速に取得できます。具体的には、Salesforce、HubSpot、Google Calendar、Slack、Gmailなど、様々なアプリケーションやコミュニケーションツールと連携が可能です。これは、企業にとって作業の効率化には欠かせない要素です。

加えて、ユーザーは自分専用のエージェントを設定できるため、「Salesforceへ商談を登録する」「名刺の取り込みをする」「レポートを出力する」といった自動化リクエストを柔軟に行えます。また、定期的なタスク設定も可能で、業務の継続的な効率化を図ることができます。

多彩なLLMの活用で最適な支援を

「mitoco Buddy」では、ChatGPTやClaude、Geminiなど、多種多様な大規模言語モデル（LLM）から選択して利用することができます。各モデルは得意分野が異なるため、目的に応じて最適なモデルを使い分けることができるのです。これにより、企業は特定のニーズに合わせたインサイトを獲得しやすくなります。

セキュリティへの配慮も万全

もちろん、企業が安心して利用できるようにセキュリティ面にも配慮しています。ユーザーの行動やデータ利用状況を一元的に管理し、運用の透明性を確保することで、AIガバナンスに基づくセキュリティ監査にも対応可能です。これにより、安心して業務を遂行できる環境が整います。

利用料金と導入の目指す未来

「mitoco Buddy」はユーザーライセンスが無料で提供され、初回契約時には環境構築費用として10万円が必要ですが、年間で利用するクレジットパックの購入が必要です（20,000ポイントが約10万円）。テラスカイは今後、金融や製造、サービス業界などに幅広くこのプラットフォームの導入を進めており、2028年までに累計300社以上への導入を目指しています。

まとめ

「mitoco Buddy」は、企業内の多様なクラウドサービスを一元管理することで、業務の効率化とプロセスの自動化を図ります。将来的なビジネスの進化のためにも、導入を検討する価値があるプラットフォームと言えるでしょう。さまざまな業界での導入が進む中、今後の展開にも大いに期待が寄せられています。詳しくは、mitocoの公式サイトをご参照ください。