高校生の志望校選び
2025-04-23 12:39:14

高校生の志望校選びの大きな影響を受ける推薦系選抜の実態調査

高校生の進路選択、推薦系選抜が急増



進学の選択肢が多様化している中で、高校生が志望校を選ぶ姿勢にも変化が見られます。最近、明光義塾が行った調査によると、高校生の約半数が「推薦系選抜」を希望していることが分かりました。これは、ますます競争の激化する大学受験において、より有利な選択肢として推薦制度が注目されている証拠と言えるでしょう。

調査の背景


全国の高校生850名を対象に行われたこの調査では、進学に対する意識や志望校の選び方、特にどのような受験方式が選ばれるかに焦点を当てています。そして、特に重要なのが、志望校選びにおける入試方式の影響が「志望校を決めた後に考える」と回答した層が33.4%を占めた点です。これは、まず肝心の学校を志望した上で、その学校に合った受験方法を後から考える傾向を示しています。

オープンキャンパスの重要性


さらに、志望校の情報を得るための主な手段として最も多くの回答が寄せられたのは「オープンキャンパス」で、その割合は47.6%に達しました。高校生たちが実際に大学の環境を感じることで、より具体的な進路選択が行えている様子が伺えます。続いて「大学のホームページ」や「学校の先生・進路指導」が多くの支持を集めました。

保護者との相談がカギ


興味深いことに、志望校選びについて保護者に相談したとする回答は93.9%となり、ほぼ全ての高校生が何らかの形で保護者との意見交換を重視していることがデータから読み取れます。保護者との話し合いで得られる視点の多様さが重要である一方で、学力や成績に関する話題が時にはストレスになることも報告されています。

志望校のギャップ


さらに、調査の結果、高校生の31.3%が自身の志望校と保護者が望む大学に両者の認識の差を感じていることも分かりました。これにより家庭内での進路選択についての心理的な葛藤が浮かび上がってきます。

今後の進路選択への影響



今回の調査は、高校生の進路選択において必ずしも進学校の名誉や偏差値だけでなく、彼ら自身の希望や感情、またその背景にある家族の意見が大きく影響していることを明らかにしました。これからの志望校選びにおいては、こうした情報をしっかりと踏まえ、より納得のいく選択をしていくことが求められます。これにより、後悔のない進路選択を行う手助けになるのではないでしょうか。今後もこのような調査を通じて、進路選択における意識を高めていく必要があります。


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