中国ECで日本製品が躍進
2025-11-07 09:34:32

中国EC最大手JD.comと連携した日本製品の新たなる挑戦

売れるネット広告社グループとJD.comが描く未来



売れるネット広告社グループ(福岡県)は、連結子会社の売れる越境EC社を通じて、中国の大手ECプラットフォームJD.comと提携し、新しいビジネスモデルの導入を発表しました。このプロジェクトは、日本製品を中国市場にダイレクトに届けることを目的とし、まさに「日本から中国」へのイノベーションとなります。

中国の越境EC市場における可能性



2023年の時点で、中国の越境EC市場は約2.38兆元(約331億ドル)に達し、前年比で15.6%の成長を見せています。その中でもJD.comは、物流網や品質管理に優れたBtoC販売モデルを特徴としており、日本製品にとって「信頼のおけるチャネル」となっています。売れるネット広告社グループは、このプラットフォームと連携し、優れた日本製品を中国の消費者に直に届ける体制を整えています。

買取仕入れサービスの革新



この新しいサービスモデルの核心は、売れる越境EC社が日本の優良メーカーやブランドから商品を買取仕入れし、それをJD.comで販売するというシンプルかつ革命的なプロセスです。これにより、従来のように日本の企業が抱えていた在庫リスクを軽減し、メーカーは「在庫減少」と「販路拡大」の二つのメリットを享受できます。

また、JD.comの高度な物流や決済システム、高品質なサービスを活用することで、中国の消費者にとっても「安心して購入できる」環境を作り出します。日本ブランドが求める短納期や信頼できる正規品を提供するための重要な仕組みになるでしょう。

自社ノウハウを活用した競争優位性



売れるネット広告社グループには、2,600回以上のABテストやD2Cの成功モデルを活かした広告運用ノウハウがあります。これにより、日本メーカーにとって越境ECのハードルを低くし、広告運用、データの最適化、クリエイティブ制作を一貫して支援する体制を整えることが可能です。

売れるネット広告社の競争優位性


1. ノウハウの蓄積と実証データ
 自社D2C事業で「広告ゼロでもAmazon3冠」を達成した実績が、理論から実践へとつながる再現性を証明しています。

2. プラットフォーム連携力と実行力
 幅広い広告運用とコンサルティング経験を持つ実行部隊が、売上促進のための広告を直接結びつける力を発揮します。

3. 高成長市場を狙った戦略
 越境ECやライブコマース、プラットフォームSaaSの成長エンジンを核に据え、中国市場での大規模なポテンシャルを追求します。

未来への展望



短期的な目標(2025年度末まで)


日本の優良メーカーとして3〜5社を選定し、買取仕入れスキームと中国販売の実証を開始します。JD.comでの販売ページを立ち上げ、物流の設計を行い、初年度のROIを明確にし、2026年以降の基盤を築く方針です。

中期的な目標(2026〜2027年度)


販売カテゴリを化粧品、健康食品、家電などに拡大し、買取取扱額を年率数倍に加速させる計画です。SNS(抖音/Douyin)やライブコマースとのクロス連携により、ブランドの発信から販売までをシームレスに構築します。

長期的な目標(2028年以降)


「日本製品を中国消費者の信頼のブランド」として位置づけ、売れるネット広告社グループがプラットフォーム構築の主導権を握ります。さらに、東南アジアやインドなどの他のアジア市場への展開も視野に入れています。

このプロジェクトは2026年の業績にプラスの影響を見込んでおり、長期視点での業績向上を期待しています。株主や投資家の皆様にとって、これは日本の優れた商品を世界に広める大きな機会です。この新しい挑戦を通じて、私たちはブランドエコシステムの確立と永続的な競争優位性を手に入れます。企業の未来に向けた皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。


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