文部科学省後援「2025年度 ELEC英語教育賞」応募受付中!
一般財団法人英語教育協議会(ELEC)では、英語教育の質を向上させる取り組みを支援すべく、2025年度のELEC英語教育賞の応募受付を開始しました。本年より、学校単位に加えて、個々の教師による応募も可能となりました。幅広い皆様の参加をお待ちしています。
ELEC英語教育賞とは?
ELEC英語教育賞は、1966年から小中高の英語教育に係る実践や研究を評価する目的で設立されました。これまでに数々の優れた実践に対して「文部科学大臣賞」や「ELEC理事長賞」を授与してきました。特に今年度から新たに設けられた「優秀英語授業実践者賞」は、教師個人の取り組みを評価するものとなり、受賞者の実践はELECの公式ウェブサイトで紹介されます。これにより、全国の英語教育事業に貢献する機会が広がります。
対象と応募要項
応募対象は、国内の国公私立小・中・高等学校、特別支援学校等の団体および個人です。特に、複数名での応募も可能なため、各学校の取り組みを共有しやすくなっています。
表彰と副賞
- - 文部科学大臣賞:賞状及び30万円の副賞
- - ELEC理事長賞:賞状及び10万円の副賞
- - 優秀英語授業実践者賞:賞状及び10万円の副賞(2025年度より新設)
応募方法
応募するには、申請書と関連資料を郵送、Eメール、またはデータのアップロードを通じて提出する必要があります。申請書のダウンロードや詳細は、ELECの公式ウェブサイトで確認できます。
提出先・締切について
提出先は、東京都千代田区のELEC事務局となります。応募締切は2025年11月30日(消印有効)であり、選考にあたっては専門の選考委員会による厳正な審査が行われます。その結果は2026年2月下旬に通知されます。
過去の取り組み例
これまでに受賞された実践例には、児童・生徒が楽しく英語を学ぶための工夫、ALT(外国語指導助手)との協働による授業開発、英語で行う教科授業の実施、小中高の連携を意識した指導、CLIL(内容言語統合型学習)の取組などが挙げられます。
選考委員会
選考委員には、上智大学名誉教授である吉田研作氏が委員長を務めるほか、著名な英語教育の専門家が揃い、視点を多角的に持った審査を行っています。
2024年度受賞校の例
2024年度には川崎市立有馬中学校が文部科学大臣賞を受賞しました。その取組としては、PDCAサイクルを通じたコミュニケーションの促進などが評価されています。さらに、渋谷区立幡代小学校はELEC理事長賞を受賞し、児童が楽しみながら英語を学ぶ工夫が認められました。
受賞式と特別講演
受賞者には表彰式が行われ、英語教育の重要性や新たな取り組みについての特別講演も予定されています。この機会に、全国の教育関係者が集まり、受賞者の功績を称え合うことが期待されています。
英語教育の更なる発展を目指し、全国の教育関係者が一同に集まるこの機会をお見逃しなく。応募を通じて、あなたの取り組みを広く知ってもらうチャンスです。