YOMIKOが新たなクリエイティブユニット「ito.」を発表
株式会社読売広告社(YOMIKO)は、企業の持続的成長を目指すための新しい取り組みとして、パーパス起点発想に基づいたデザイン&コピーユニット「ito.-いと-」を立ち上げました。これは、企業の存在意義をデザインとコピーの力で具現化し、生活者の心に共感を呼び起こすことを目指しています。
「パーパス経営」の重要性
近年、企業が成長するためには、ステークホルダーとの良好な関係を築くことが不可欠だとされています。これは、企業自身の本質的な価値を理解し、それを基にした活動が求められるからです。このような背景から、自己の存在意義を明確にする「パーパス」に基づく経営がフォーカスされています。多くの企業がこのパーパスを策定するものの、その浸透には時間や労力がかかり、結果的に商品開発やブランディングに反映されない課題を抱えています。
「ito.」の特長
「ito.」は、この課題に対処するために開発されたユニットです。以下の特徴があります:
単なる機能やベネフィットにとどまらず、商品の歴史や社会でのポジショニングを考え、本質的な価値を設計します。
デザイナーとコピーライターの2名体制で、一貫したクリエイティブを提供します。これにより、商品開発からブランディング、広告制作に至るまで、全ての面でサポートが可能です。
社内のマーケティングチームやグループ会社と連携し、市場のニーズに基づく戦略や販促活動を提案します。
「ito.」の由来と理念
ユニット名「ito.」には、ブランドの“意図”と生活者との絆を“糸”のように結ぶ、新しい関係を築くという願いが込められています。企業のあるべき姿と商品特性をデザインやコピーを通じて意味のあるかたちにし、生活者の「欲しい」と共感できる表現を創出していきます。
メンバー紹介
- - 楠 陽子 (Art Director / Planner)
2011年に広告制作会社でデザイナーとしてキャリアをスタートし、2016年にYOMIKOに入社。多くの分野でアートディレクションを担当。数々の広告賞を受賞し、実績を持つ創造的な才能です。
- - 松本 千鶴 (Copy Writer / Planner)
2014年から広告業界での経験を持ち、2023年にYOMIKOに参加。多様な媒体でのコピーライティングを行い、国内外での受賞歴も豊富です。
YOMIKOのビジョン
YOMIKOは広告ビジネスだけでなく、デジタルや流通、営業領域のコンサルティングにも取り組んでいます。地域社会とともに課題を解決する「コミュニティクリエイション®」や、市民のまちに対する愛着を可視化した「CIVIC PRIDE®」の指標を活用し、地域活性化にも力を入れています。YOMIKOは今後もビジネスと社会がともに持続可能に成長できるよう、挑戦し続ける「GAME CHANGE PARTNER」でありたいと考えています。
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