Space Cubicsの宇宙進出
2025-09-05 09:01:54

株式会社Space Cubics、カイロス3号機で宇宙用コンピュータを打ち上げると発表

宇宙業界に新たな息吹を吹き込むSpace Cubics



株式会社Space Cubicsは、宇宙産業における民間企業として注目されています。2018年の創業以来、同社はJAXAの認定を受け、耐環境コンピュータの開発に力を入れてきました。この度、同社はスペースワン株式会社が運用する小型ロケット「カイロス」3号機による打ち上げ輸送サービス契約を締結したと発表。これにより、宇宙用コンピュータの新たな成果を実証するミッションが実施されることが決まりました。

打ち上げ契約の詳細



Space Cubicsは、カイロス3号機に自社開発の超小型衛星「SC-Sat1a」を搭載して打ち上げる予定です。この衛星には、同社製の宇宙用コンピュータ「SC-OBC Module A1」が搭載され、長期にわたる軌道運用を通じてその信頼性や耐障害性の検証が行われます。

SC-OBC Module A1は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)がInternational Space Station(ISS)で培った技術を基に開発されました。Xilinx製Artix-7 FPGAを採用し、多様なインターフェースに柔軟に対応できる構築になっているのが特長です。特に、同時に搭載される2台のコンピュータが冗長化設計を実現し、宇宙空間での耐障害機能を実証することは、今後の宇宙用コンピュータのスタンダードを確立するための重要なステップとなります。

目指す未来



このミッションの成功により、Space CubicsはSC-OBC Module A1をキューブサット向けのデファクトスタンダードとして確立していくことを目指しています。耐障害性や冗長化技術の実証により、宇宙産業全体におけるその技術の信頼性が向上することが期待されます。

地域への貢献



本社の所在地は札幌市ですが、東京にも多くの顧客やパートナーがいるため、今後の展開には大いに期待が寄せられています。Space Cubicsの挑戦は、地域の宇宙産業の活性化にもつながると考えられ、北海道から全国、さらには国際的にも影響を及ぼす存在となることでしょう。

会社概要



Space Cubicsは、設立からわずか数年で急速に成長し、宇宙用コンピュータの開発・製造・販売を行う企業としての地位を確立しています。これまでにも、人工衛星や宇宙探査機など様々な宇宙機に対応した製品の開発を行い、確かな実績を積んできました。今後も、宇宙技術の進化に寄与する企業としての責務を果たしていくことでしょう。

お問い合わせ



興味を持たれた方は、ぜひSpace Cubicsのウェブサイトを訪れて、最新情報を確認してください。また、プロジェクトに関するお問い合わせは、広報担当の森島までお願いいたします。

公式ウェブサイト: Space Cubics

これからのSpace Cubicsの展開に、ぜひご注目ください。


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