小雪が語る日本の発酵食の魅力、歴史とレシピを紹介する新刊の魅力

書籍『小雪と発酵おばあちゃん』の紹介

2025年11月13日、株式会社産業編集センターから『小雪と発酵おばあちゃん』が発売されます。この書籍は、NHK Eテレで放送されている同名の人気番組を基にしたもので、俳優の小雪さんが語り手を務めています。番組では、日本各地で発酵食を作る達人たちを訪ね、その伝統的なレシピや作り方を教わります。

発酵食品の重要性

最近では、発酵食品を手がける人々が少なくなり、その価値がますます高まっています。『小雪と発酵おばあちゃん』では、北海道から沖縄まで、多様な地域の発酵食品に焦点を当て、地域ごとの特色を持ったレシピや食文化を詳しく探ります。これらの食品は、古くから受け継がれてきた知恵や歴史が詰まっており、私たちの食生活において重要な役割を果たしています。

内容の見どころ

本書の中では、新潟の「しょっからいわし」や青森の「ごど」、沖縄の「神酒」、北海道の「オントゥレプ」、愛媛の「石鎚黒茶」といった、地域に根ざした発酵食品が紹介されています。これらの食材は、それぞれの地域で育まれた文化や伝統を反映しており、食べることでその土地を感じられる貴重な体験を提供してくれます。

特に興味深いのは、「しょっからいわし」のように、浜の恵みを活かして作られる発酵食や、青森の「ごど」のように納豆と麹を組み合わせた独特の風味など、地域ごとの工夫や歴史が織りなす味わいです。

料理研究家との特別対談

さらに、著書には著名な料理研究家・土井善晴氏との特別対談も収録されています。土井氏は発酵の深い魅力について語り、言葉の中に感じるその美しさを引き出しています。「発酵とは目に見えないもの大切なものは目に見えないおいしさの気配に小雪さん微笑むああなんと美しい」という彼の言葉は、発酵食品の背後にある哲学を深く理解できる内容となっています。

書籍詳細

『小雪と発酵おばあちゃん』は、A5サイズの並製本でオールカラー。
定価は2200円（税別）で、書店でも手軽に購入できます。食品に対して感謝の気持ちを学べるこの書籍は、料理好きや発酵食品に興味がある方には必見の一冊です。

小雪について

著者の小雪さんは、1976年に神奈川県に生まれ、映画やドラマで幅広く活躍してきた俳優です。彼女は自身の食生活にも発酵食品を取り入れており、特に母親の影響でその魅力を理解しています。彼女のInstagramでは、日常の様子や食に関する情報も発信しており、多くのファンに親しまれています。

『小雪と発酵おばあちゃん』は、発酵食品の奥深さを学ぶだけでなく、小雪さんの魅力を再確認できる素晴らしい機会です。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。