名手が挑む九頭竜川のアユ釣り
2025年9月13日(土)、夕方5時30分から放送される「THEフィッシング」では、福井県の九頭竜川でのアユ釣り特集が組まれています。名手たちが織り成す釣りのテクニックやその魅力に迫ります。
アユの友釣りの最盛期に合わせ、2人のトップトーナメンター、瀬田匡志さんと西部俊希さんが九頭竜川に挑戦。
九頭竜川は全国屈指の人気釣り場で、流域の地形が多種多様なため、さまざまな釣り方が楽しめます。特に激流で鍛えられた大物を狙うのに最適な場所として知られています。
対照的な釣りスタイル
瀬田さんと西部さんは、それぞれ異なる釣りのアプローチを持っています。瀬田さんは、強い流れを活かした「動の釣り」を実践し、アユが潜む場所を一気に攻略していきます。対して、西部さんは「静の釣り」として、理論的かつ華麗な技を駆使してアユを釣り上げるスタイルです。
この2人の対照的なアプローチには、見る人を引き込む魅力があります。
釣り場の詳細と戦略
今回は、まず下流部の五松橋周辺での釣りからスタート。西部さんは石周りや隙間を狙い、オトリアユを巧みに泳がせます。
すると、すぐに元気な野アユがかかり始め、その技術の高さを感じさせます。釣り人が多いこのエリアですが、西部さんは「循環の釣り」を駆使し、次々に大型アユを釣り上げていくのです。
引き舟の中は、彼が釣ったアユで溢れ色鮮やかな光景が広がります。
一方、瀬田さんは上流部の坂東島を事前にリサーチ。激流の中に隠れている大型アユを狙います。そして、特に流れが強い流芯に立ち込み、シンカーをセットしたオトリアユで挑むことで、すぐにアユがヒット。
その重みを感じながら、確実に釣り上げる姿にアユ釣りの醍醐味を感じます。
アユ釣りの楽しさが満載
九頭竜川のアユ釣りには、ただ魚を釣るだけでなく、自然とのふれあいや、釣り人同士の交流も楽しめる魅力があります。美しい河川と、その中を泳ぐ銀色に輝くアユたち、釣りを通して感じる季節の移ろいが、視聴者に感動を与えます。
今回の番組では、名手たちが見せる釣りの技や、彼らのやり取りを通じて、アユ釣りの楽しさや奥深さが存分に伝わることでしょう。ですので、ぜひ2025年9月13日の放送をお見逃しなく!
九頭竜川のリストリームからのアユの引き締まった身を味わえる感動を、皆さんも体験してください。