桑田卓郎の新作展
2025-06-25 12:43:20

アーティスト・桑田卓郎が挑む新たな表現、百貨店での個展「近くにあって遠いものから」

桑田卓郎の新作展「近くにあって遠いものから」



百貨店という日常的な空間で、アーティスト・桑田卓郎が挑む新たなアートの形が、伊勢丹新宿店本館2階「イセタン ザ・スペース」にて披露されます。本展は、6月26日(木)からの開催で、世界各地で注目を集めてきた桑田氏の最新作を通じて、伝統と革新の融合を体験する貴重な機会となっています。

開かれた場の新たな挑戦



今回のテーマ「近くにあって遠いものから」は、身近には感じるが、それが社会や時代の流れにより影響を受けるさまざまなものに対する考察を基にしています。桑田氏は、「イセタン ザ・スペース」での展示について、「ここはファッションの百貨店だが、新たな価値観と出会えることにワクワクしている」と語っています。

この展示は、アートと観客が直に触れ合う場となり、百貨店という多様な来場者が集う場所を活かした新たなアート体験を生み出すことを目指しています。

伝統と革新の実験



桑田氏は、1300年以上の歴史を持つ美濃焼を背景に、「梅華皮(かいらぎ)」や「石爆(いしはぜ)」などの伝統的技法を駆使し、独自の釉薬を施した作品を展開しています。本展では、新たにブロンズ作品も取り入れ、これまでにない表現に挑戦。これにより、陶芸作品の既成概念を打破する試みとなっています。

展示される新作は、彼の原点である器や茶垸を題材にした約10点のブロンズアートピースです。身近な素材から新たな表現の可能性を追求した結果が、この貴重な機会に集約されています。

クラフトライン「く KU」の魅力



岐阜県多治見市を拠点に活動している桑田氏は、地元の伝統技術を活かしたプロジェクト「く KU」を展開。「安価な大量生産ではなく、手仕事による精緻な表現を提供したい」という思いから、アートとクラフトの間を行き来する作品を制作しています。日常生活に取り入れたいと思える、新しい印象の器が揃っています。

「日常に溶け込む器」をコンセプトに、伝統と現代のフュージョンを体現した作品に触れるチャンスです。桑田氏の新たな挑戦が、どのような色彩や形を生み出すのか、是非その目で確かめてください。

展覧会情報



この個展は、百貨店という日常生活の一部としてのアートの在り方を提案するものです。桑田卓郎氏の作品を通じて、伝統と革新の狭間での新たな出会いを体験できるこの機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

詳しい販売方法についてはこちらをご確認ください。


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