シフトエイティ設立
2025-08-25 16:24:30

日本初!営利が後押しするシフトエイティの新社会貢献モデル

NPO法人シフトエイティ設立のお知らせ



2025年8月6日、新たに特定非営利活動法人シフトエイティ(SHIFT80)が設立されました。この団体は、これまで株式会社こたつが取り組んできたケニアの社会貢献事業を基盤にして、生まれたものです。シフトエイティは、非営利活動を中心に、営利活動を通じて誰もが気軽に参加できる社会貢献の仕組みを構築し、その成果を社会的な影響へとつなげることを目指しています。

設立の背景とミギーの思い



シフトエイティの代表理事である坂田ミギーが初めてケニアを訪れたのは2013年。この経験は、彼の人生に大きな影響を与え、ケニアのナイロビにあるスラム地域で出会った友人との交流を通じて「恩返しをしたい」という気持ちが芽生えました。この出会いが、後のシフトエイティ設立の原動力となり、2018年から教育や健康、雇用といった多角的な支援活動を続けてきました。

これまでの活動成果



シフトエイティは、以下のような重要な実績を上げてきました。

  • - 2018年には、生理用品の配布と月経教育を開始し、奨学金支援も手がけました。
  • - 2019年には衛生環境の改善に向けた支援や、現地ファッションデザイナーの支援を行いました。
  • - 2020年からは、給食支援を実施。
  • - 2022年にはアパレルブランド「SHIFT80」を立ち上げ、さらに2023年には古着をアップサイクルするコレクションを始めました。
  • - 2024年には着物と古着を掛け合わせたアップサイクルに取り組み、現地ファッションデザイナー向けのコンペティションを開催するなど、多様なプロジェクトを展開しています。

これまでに、生理用品を131万枚以上、8,000人以上の女子生徒に提供し、彼女たちの学校欠席日数を年間36日も減少させる成果を上げています。また、アフリカ最大の古着輸入国であるケニアの現状を踏まえ、ファッション廃棄問題の啓発にも貢献しています。

新しい社会貢献モデルの確立



今回設立されたNPO法人シフトエイティは、「非営利を中心に、営利が後押しする」新しい社会貢献モデルの確立に向けて、次の二つの体制で活動を展開します。まず、非営利のシフトエイティでは教育支援や生理の貧困対策などの社会課題解決を主体に進め、寄付や助成金などのさまざまな資金を受け入れます。

一方、株式会社こたつが展開する営利事業では、アパレル製造・販売及びスタディツアー、アートやクリエイティブ事業などを運営し、市民が参加することで自然と社会的インパクトにつながる仕組みがあります。これによって、NPO活動の成果を後押しする新しい形が生まれるのです。

坂田ミギーのビジョン



「小さな分かち合いが大きな希望を生む社会を実現したい」と語る坂田ミギー。彼は営利と非営利の強みを活用し、循環型の希望を醸成しながら持続可能な社会を目指しています。これからも多くの子どもや若者の可能性を開く活動を続けていきます。

結び



シフトエイティは、営利事業が非営利活動の後押しをするという新しい社会貢献モデルの模範として、国内外からの注目を集めています。今後の活動がどのような成果を生むのか、期待が高まります。


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