経済安全保障とサイバー演習の新たな潮流
2025年9月30日から10月1日に開催される「ECONOSEC JAPAN 経済安全保障対策会議・展示会」にて、インフォメーション・ディベロプメント株式会社が講演を行います。このイベントでは、北村エコノミックセキュリティ合同会社の講演枠の一部として、サイバー演習プラットフォーム「SimSpace」に焦点を当てます。
SimSpaceの特徴と重要性
SimSpaceは、米国サイバー軍やNATO加盟国のサイバー部隊、さらには多くの米国の金融機関でも採用されている高度なサイバー演習プラットフォームです。その主な特徴には、実際のネットワークに近い仮想環境の構築と、ユーザー操作の再現力があります。これにより、実際のWeb閲覧やメール操作を模擬的に体験できます。さらに、最新のAPT攻撃手法を自動的に再現する能力も持ち合わせており、演習のリアルさを追求しています。
教育コンテンツとスキル判定機能
加えて、SimSpaceには多様な教育コンテンツが用意されており、企業や自治体のサイバー人材育成を強力にサポートします。スキル判定機能によって、受講者の成長を可視化し、より効果的な育成環境を提供します。これにより、参加者は自分の能力を測定し、向上すべき点を認識することが可能になります。
ECONOSEC JAPANについて
「ECONOSEC JAPAN」は、経済や情報分野に特化した安全保障の重要性が高まる中で、官民連携による対策強化や経営層への情報提供を目的としたカンファレンスです。この展示会は経済安全保障に関連する各種関係者を対象にしており、特に基幹インフラ事業者や官公庁、自治体関係者にとっては、今後の対策方向性を探るための貴重な機会となります。
講演詳細
当社は、「サイバー演習プラットフォームSimSpace 紹介」と題し、11:00から11:25の間に講演を行います。講演は、インフォメーション・ディベロプメントのナショナルセキュリティソリューション部に所属する本多 海真が担当します。この時間、SimSpaceの具体的な利用法や導入ケースを交えながら、参加者にわかりやすく解説する予定です。
参加資格と注意事項
本イベントは、業務上経済安全保障に関わる方々を対象にした関係者限定のカンファレンスです。そのため、公式ホームページでの事前審査が必要となり、場合によっては入場をお断りされることもありますので、あらかじめご注意ください。
まとめ
企業や自治体が直面するサイバーリスクに効果的に対応するため、SimSpaceは不可欠な存在となりつつあります。私たちインフォメーション・ディベロプメント株式会社は、このような先進的な技術を通じて、経済安全保障の強化に寄与することを目指しています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。