新機能「ChatSense」でSlackの会話データを活用したAI回答が可能に

組織の知識をAIに活用する新機能

株式会社ナレッジセンスが提供する法人向けChatGPTサービス「ChatSense」に新しい機能が追加されました。これにより、人気のチャットサービス「Slack」との連携が可能となり、会話データを活用したAIの専門家としての能力が向上します。

ChatSenseの追加学習機能とは？

「ChatSense」の追加学習（RAG）機能を使うことで、ChatGPTが社内データに基づいてリアルタイムで回答を行えるようになります。この機能の最大の利点は、Slackのチャンネルを一度連携することで、AIが継続的に最新の会話データに基づいて学習を続ける点です。これにより、AIは常に最適な回答を提供できるようになります。

学習の仕組みとその重要性

これまでのRAG機能では、運用コストや精度に関する懸念がありました。しかし、ナレッジセンスが開発した新機能により、これらの課題を解決しました。具体的には、Slack上の会話データを基にしたAIの自動更新が実現されたのです。

この更新機能によって、ユーザーは定期的にデータを手動で更新する必要がなく、AIが自動的に最新情報を取り入れることができます。これにより、効率的な運用が可能になり、特に大企業など忙しい組織にとっては非常に便利です。

AIの透明性とセキュリティ

追加学習機能を活用することで、AIがどのように回答したのか、その参照元も表示されます。これによって、AIにおける誤情報や誤解を事前に防ぐ手段となり、導入企業にとっての信頼性が向上します。さらに、学習データは一企業専用となるため、他社との共有は行われず、セキュリティ面でも安心して利用できます。

導入の手続きについて

新機能は2025年5月1日以降に、すでに追加学習機能を利用中の顧客に対して提供されています。これから導入を検討される企業は、ChatSenseの営業担当までご連絡いただければ、詳細な手続きを案内いたします。導入の際のハードルを低く設定し、気軽に試せる環境を整えています。

企業の未来を切り拓く「ChatSense」の可能性

ナレッジセンスは、生成AIを使用して企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を加速させ、全社員の生産性を向上させることを目指しています。「ChatSense」の導入により、社内の情報をより効率的に活用でき、業務の業務をスムーズに進めることができます。

さらに、ナレッジセンスでは、多様な生成AIに関するサービスを展開し、法人や自治体の業務効率を高めています。これからも新機能の追加やサービスの向上に努め、企業のDX推進を支援してまいります。