農林水産省が提案する温室効果ガス削減技術のセミナー
2025年8月20日(水)、日本の農林水産省は、温室効果ガスの排出削減に向けた取り組みの一環として、特別なセミナーを開催します。このセミナーは、農林水産省大臣官房の課長補佐であり、気候変動国際交渉班の担当者である鷹觜大輔氏を講師に招き、「MIDORI∞INFINITY」と呼ばれる農林水産分野におけるGHG排出削減技術の海外展開について詳しく解説されます。
このセミナーの主な目的は、2025年11月にブラジルのベレンで開催されるCOP30に向けての取り組みとして、農業・食品分野における脱炭素化の重要性を広めることです。農林水産省は、農業と食品に関する温室効果ガス削減の技術を開発し、その国際的な展開を推進しています。
セミナーの内容
本セミナーでは、以下のようなトピックが扱われます。
1.
農林水産分野の温室効果ガス排出削減の現状:温暖化が進む現在、農林水産業が直面している課題や必要な対策について議論されます。
2.
MIDORI∞INFINITYの概要:農業と食品のGHG排出削減技術がどのように組織化され、海外市場へと展開されるのか、その具体的な金額や投資の呼び込みについての詳細が紹介されます。
3.
脱炭素海外展開コンソーシアム:この取り組みを通じて形成されたコンソーシアムの目的と構造が説明され、参加企業が得られるメリットについても触れられます。
4.
COP30に向けた農林水産省の戦略:国際的な会議においてどのような目標が設定されているのか、またその実現に向けた具体策が語られるでしょう。
5.
質疑応答とネットワーキング:参加者同士での名刺交換や意見交換ができる時間も設けられ、人的ネットワークの構築を支援します。
受講方法と料金
受講者は会場受講、ライブ配信、そしてアーカイブ配信から選択可能です。アーカイブ配信は、後日でも何度でも視聴できるため、参加できなかった方も内容を確認できます。受講料は、一般で37,420円(税込)で、特典として1名の同行が無料になります。また、地方公共団体の方は特別料金が適用されます。
まとめ
こうしたセミナーを通じて、農林水産分野の温室効果ガス削減技術の理解を深め、実践への第一歩を踏み出す機会を得ることができます。この取り組みに関心のある方はぜひ参加されてはいかがでしょうか。
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