岡山大学の国際交流
2025-12-31 13:04:27

岡山大学が「Japan-ASEAN Online Program」を成功裏に終了!SDGsへの取り組みを深める国際交流の場

岡山大学が主催する「Japan-ASEAN Online Program toward SDGs 2025」を開催



2025年12月8日から11日までの4日間、国立大学法人岡山大学は「Japan-ASEAN Online Program toward SDGs 2025」をオンラインにて実施しました。このプログラムは新潟大学が主催し、ASEAN University Network(AUN)と国立六大学連携コンソーシアムが共催となる形で運営され、参加者は合計478名もの応募がありました。

プログラムの概要


プログラムの主要テーマは「持続可能性に関する課題のネクサス分析」で、参加学生たちは本テーマを通してSDGs(国連が定めた持続可能な開発目標)に関する包括的なアプローチの重要性を実体験したのです。472人という定員オーバーの応募は、多くの学生がこのテーマに高い関心を寄せていることを示しています。

開講式では、AUN事務局長のThanapan Laiprakobsup氏が参加学生に向けて激励のメッセージを送り、岡山大学の鈴木孝義副学長も挨拶を行い、参加学生たちを励ましました。

グループワークを通じた理解の深まり


プログラムでは、新潟大学佐渡自然共生科学センターの教授がグループワークの導入講義を行いました。学生たちは各自グループに分かれ、自国の文化的背景を理解し合いながら、さまざまな環境問題に対する対策についてアイデア交換をしました。例えば、フードロス削減、プラスチック削減、水資源の確保と災害レジリエンス対策、スマート環境モニタリングシステムの構築などがテーマとして挙げられました。この活動に対し、岡山大学からは稲森准教授とハルミルザエヴァ・サイダ准教授も参加し、学生たちのサポートを行いました。

最終日には各グループが、自ら提案したアクションプランについてプレゼンテーションを行い、様々な視点からのアイデアを共有する場となりました。閉講式では、新潟大学の坪井望副学長が参加学生に向けて、積極的な議論を称賛し、今後の活動に活かせるよう激励しました。

国際的な連携の重要性


AUNと国立六大学は2013年に協定を結んで以来、サマープログラムを通じて活発な交流を行っています。このような国際的な取り組みが、学生たちの視野を広げ、国際的な課題解決に向けた協力の重要性を理解するきっかけとなることが期待されています。

また、参加学生の一人である岡山大学農学部の官澤明日香さんは、プログラムを通じて得た学びに感謝し、SDGsについての国際的な視点の重要性を強調しました。彼女は、自国だけでなく他国と協力しながら問題を解決していく必要があると述べています。

結論


このような国際交流プログラムは、今後さらに増えることが予想されます。岡山大学は、地域と世界の持続可能性を推進するために、今後も国際的な連携を強化し続けることが求められています。日本におけるSDGsの取り組みが進む中で、岡山大学はその先駆けとして注目されています。


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