新しい豊かさを考える場、SIGNAL読書会
東京都港区、虎ノ門に位置するソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」では、社会課題について考えるコミュニティの形成を目指し、「新しい豊かさとは?」をテーマにしたイベントを行っています。その一環として、10月には第5回の「SIGNAL読書会」を開催します。今回のテーマは、著名な作家ジョン・バージャーの代表作『第七の男』です。
ジョン・バージャーと『第七の男』
ジョン・バージャーは、1926年にロンドンで生まれた多才な作家であり、美術批評家や詩人としても活躍しました。彼の作品は、アートだけでなく、社会問題への鋭い視点を持つことで知られています。『第七の男』は、1975年に発表されたノンフィクション作品で、欧州の移民労働者についての深い考察を提供しています。
この本は、印象的な写真とともに社会の不自由さを描き出し、読者に強いメッセージを送ります。今日の移民問題が再び注目される中、バージャーの言葉はますます重要なものとなっています。この読書会では、参加者がその内容を深く読み解き、自らの意見を交わす機会を提供します。
イベント詳細
読書会
- - 日時: 9月11日(木)8:00-9:00
- - 内容: 書籍内容に基づく意見交換
- - ファシリテーター: 寺前慎太郎(SIGNING)
- - 参加条件: 各自で『第七の男』を購入し、読了済みであること
トークセッション「第七の男」
- - 日時: 9月18日(木)18:00-20:30
- - 内容: ジョン・バージャーの作品についての講演と質疑応答
- - 登壇者: 若林恵(黒鳥社)・金聖源(BABELO)
参加申込方法
参加は無料ですが、カフェメニューのご利用は実費負担となります。お申し込みは、下記のGoogleフォームから行ってください。定員は20名で、応募が多数の場合は抽選になります。
申し込みフォーム
新たなコミュニティの創造
「SIGNAL」では、参加者の意見交換を通じて、個々の視点から新しい豊かさを見出していきたいと考えています。この読書会は、単なる討論の場を超え、参加者同士が持っている知識や経験を共有し、自らの「豊かさ」を再考する貴重な機会となるでしょう。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。