フジアナ短篇小説集
2025-12-29 10:28:54

フジテレビアナウンサーたちの初挑戦!短篇小説集発売決定

フジテレビアナウンサーたちの新たな挑戦!



2026年1月28日(水)、株式会社徳間書店から『おしゃべりな食卓 フジテレビアナウンサー短篇小説集』が発売される。この作品は、フジテレビに所属する5人のアナウンサーが“料理”をテーマに執筆した短編集で、アナウンサーたちが創作の世界に初めて挑む試みとして注目を集めている。

料理と物語の交差点


本書には、さまざまな家庭環境や職業のキャラクターが登場し、彼らが抱える「料理」にまつわるドラマが描かれる。例えば、「料理は科学」と考える天才シェフの物語や、育児・家事のストレスから夫に料理を任せる母親、親子の間で朝食を巡っての争いを繰り広げる小学生、都会の生活を謳歌しながら故郷の梅干しに惹かれるOLなど、個性豊かなキャラクターが生き生きと描かれている。この短篇集では、ただのエッセイやレシピ本とは違い、感情や想像力を駆使した物語が展開され、読者に温かい気持ちを提供することを目指している。

上垣皓太朗アナの描き下ろしイラスト


特筆すべきは、入社2年目の上垣皓太朗アナが初めて挑戦したカバーイラストだ。彼の描いたイラストは『おしゃべりな食卓』のタイトルにぴったりな華やかさを持っており、編集者のリクエストで“上垣アナの好きなもの”が色々と盛り込まれているという。色とりどりの食材が並び、多様な人々が食卓を囲む様子が強調されており、見る者の好奇心をそそる仕上がりだ。

上垣アナの思い


上垣アナは、カバーイラスト依頼を受けた際の喜びを語り、「食卓がカラフルであること」をイメージして描いたと話している。彼にとって「おしゃべりな食卓」とは、関西の実家での豊かな会話が織りなす場であり、食を通じて人生の彩りを感じる重要な場所だという。そのため、イラストにも多様性や楽しさが盛り込まれている。

各アナウンサーの短編物語


本書には、安宅晃樹、佐々木恭子、島田彩夏、西山喜久恵、宮司愛海の5人のアナウンサーが執筆した短編集が収録されている。

  • - 安宅晃樹の『満天のハンバーグ』では、料理を科学と信じるシェフが妻の味を再現しようとする過程で愛情の大切さを知る。
  • - 佐々木恭子の『カレーリレー』では、仕事と育児に追われる母親が、夫と協力して家族の絆を再構築する物語が描かれている。
  • - 島田彩夏の『母からの梅干し』では、失恋を乗り越え、故郷の母の愛情を感じながら再出発するOLの思いが描かれる。
  • - 西山喜久恵の『鯛の鯛』では、少女が家族の歴史と向き合い、許すことの大切さを学ぶ成長物語が展開される。
  • - 宮司愛海の『もやもやのロールキャベツ』では、主人公が料理のプロセスを通じて自分自身を見つめ直していく様子が描かれている。

読者へのメッセージ


最後に、巻末にはアナウンサーたちの座談会が収録されており、本書にかける想いや制作秘話が語られる。フジアナの世界から一歩踏み出し、彼らの新たな側面を知ることで、より一層物語に深く共感できることだろう。お腹も心も温かくなる『おしゃべりな食卓』は、料理が持つ魔法を再発見させてくれる一冊として、多くの人々に愛されること間違いなしだ。

この機会にぜひ手に取って、物語の世界を楽しんでみてください。


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