社会正義を問う舞台、第21回本公演『荊棘の途』が上演決定！

teamキーチェーンが贈る社会派舞台『荊棘の途』

2026年の初め、東京都武蔵野市にある吉祥寺シアターで、社会問題をテーマにした舞台『荊棘の途』が上演されます。この作品は、teamキーチェーンが主催する第21回本公演として特に注目されています。上演期間は1月22日から1月26日まで。チケットはすでにカンフェティにて販売中です。

歴史背景と舞台のテーマ

舞台『荊棘の途』は、日本のハンセン病に関する歴史を背景にしています。1907年に制定された「法律第11号」により、浮浪患者は隔離され、その後の歴史でも多くの人々が不当な差別や偏見に苦しんできました。特に1931年に制定された「癩予防法」は、患者全員を隔離対象としました。この法律によって、多くの患者は家族から引き離され、社会から隔絶された生活を余儀なくされました。

作品では、こうした歴史的背景を持つ人々の心の葛藤や、生きる希望を失わずに逆境に立ち向かう姿が描かれています。観客には、単なる物語としてではなく、現実の社会問題として捉えることが求められます。このような視点から、作品は「生きる場所か、死に逝く場所か」という問いかけを通じて、観客に深い思索を促します。

あらすじとキャスト

舞台のあらすじは、生きる希望を失い、一度は人権を奪われた者たちの物語です。1931年の「癩予防法」が制定されたことから始まり、1953年に「らい予防法」が改訂されるまでの過程が描かれています。最終的には、2001年に国が憲法違反を認めて謝罪するまでの道のりを描写しています。

出演者は、岡田奏、マナベペンギン、今井裕也、高良紗那など、teamキーチェーンのメンバーに加え、山口快士、伊藤萌々香といった実力派も顔を揃えます。各キャストはこの重いテーマをどのように表現するかが見どころです。

公演情報

- 公演期間: 2026年1月22日（木）～1月26日（月）
- 会場: 吉祥寺シアター (東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-22)
- チケット料金: 前売り4900円（全席指定税込）。チケットは1月26日0時で販売終了し、その後当日券が発売されます。

チケットの購入はカンフェティの公式サイトから可能です。今ならカンフェティ会員特典もありますので、ぜひこの機会にお求めください。

【公式ホームページ】teamキーチェーン

社会派舞台『荊棘の途』は、過去の人々の物語を通じて、今の私たちに大切な問いかけを行います。心に響くこの作品を、ぜひ観劇してみてはいかがでしょうか。あなたの、心に響く瞬間が待っています。