銀座四丁目SEIKO HOUSEで復興を願う特別ディスプレイ開催中

銀座四丁目のSEIKO HOUSEでの特別ディスプレイ

2025年3月3日から12日まで、東京・銀座四丁目のSEIKO HOUSEでは特別なディスプレイが行われます。このイベントは、復興のシンボルである「ミズアオイ」をテーマにしており、さまざまなトーンの青色が織りなす美しいディスプレイがショーウインドウを彩ります。特に注目すべきは、3月11日午後2時46分に行われる「未来への希望の鐘」の音を響かせる瞬間です。

ミズアオイの青色に込められたメッセージ

ミズアオイは、東日本大震災後に復興を象徴する植物として知られ、被災地で花を咲かせることで多くの人々に希望と元気を与えてきました。このイベントでは、ミズアオイの青をテーマにしたディスプレイが、復興への思いと共に展示されます。ディスプレイの中心には50個の青色の鐘が飾られ、これらは「“わ”で奏でる東日本応援コンサート2025 in 東京」の開催を祝うものです。

コンサートとショーウインドウの連動

3月12日には、NHKホールで「“わ”で奏でる東日本応援コンサート2025」が開催され、これを記念した特別な動画がSEIKO HOUSEのショーウインドウで上映されます。この動画では、仙台や福島、岩手などの被災地で行われた過去のコンサートの様子がハイライトとして紹介され、アーティストたちのメッセージも盛り込まれています。これにより、東日本大震災を風化させないという強いメッセージが発信されます。

震災の記憶を風化させず

セイコーは、毎年3月11日14時46分に黙祷の目安として鐘を鳴らし、その後に作曲家・蓮沼執太による「未来への希望の鐘」を奏でることで震災の記憶を呼び起こしています。今年も、鐘の音と共に被災者への思いを新たにし、多くの人に伝えていく所存です。

コンサートの詳細と放送予定

「“わ”で奏でる東日本応援コンサート2025」は、笑顔が輝くをテーマに、3月12日にNHKホールで開催されます。なお、コンサートの各種放送も予定されており、テレビ岩手や福島中央テレビ、宮城テレビ放送などで振り返り放送が行われます。

大切な記憶を共に思い出し、未来を見据える重要なイベントです。銀座四丁目のSEIKO HOUSEで、ぜひこの特別なディスプレイを堪能してください。