シンガー・ヴィークル・デザインが贈る新たな名車
ポルシェファンに朗報です!シンガー・ヴィークル・デザインが手がけた最新モデル、ポルシェ911 Carrera Coupe Reimagined by Singerが日本に初上陸します。このモデルは、2025年5月に発表されたもので、世界で3番目の披露となります。これを記念して、2025年10月19日(日)に静岡県の富士スピードウェイで「CORNES Day 2025 in Fuji Speedway」が開催されます。
特別イベントの詳細
この特別なイベントでは、プレスカンファレンスとトークショーが行われ、自動車業界の著名なゲストが登壇します。登壇者にはシンガー・ヴィークル・デザインの創業者であるロブ・ディキンソン氏や、チーフドライバーのマリーノ・フランキッティ氏、そしてカーデザイナーの中村史郎氏が参加します。彼らが語るのは、シンガーの哲学や未来へのビジョン、そしてこの新しいポルシェモデルに込めた思いです。
イベントは、朝7時30分から夕方5時まで開催され、特に10時から15時までの「コアタイム」には多くのアクティビティが予定されています。プレス申し込みは10月15日が締切で、関心のある方は早めに登録をお勧めします。
新モデルの特徴
ポルシェ911 Carrera Coupe Reimaginedは、コスワースのエンジニアリング協力により開発された420馬力の自然吸気フラット6エンジンを搭載しています。この新しいエンジンは、1980年代の希少な911カレラのワイドボディモデルにインスパイアされ、高性能スポーツドライビングを追求した結果の一台です。
具体的な性能としては、4.0リッターの4バルブ・気筒を持ち、可変バルブタイミングを採用した水冷シリンダーヘッドに、空冷シリンダーと電動ファンが組み合わされています。また、オリジナルのタイプ964モノコックを基に、レッドブル・アドバンスト・テクノロジーズとの共同開発によってシャシーを強化し、快適な走行と高い運動性能を両立させています。
安全面でも、ボッシュと共同開発した最新世代のABS、トラクションコントロール、スタビリティコントロールを搭載しており、走行モード選択機能や6速マニュアルトランスミッション、後輪駆動を提供します。また、電子制御によるダンピング調整機能を備えた4ウェイリモート調整式ダンパーにより、精密なスポーツハンドリングを実現しました。
限定100台の魅力
この特別なモデルは世界で限定100台の生産が予定されており、コレクターやポルシェファンにとっては見逃せない存在です。また、イベントでは、国内でのPorsche 911 Reimagined by Singerのコレクションが展示される「Singer Garage」も登場します。
この機会に、シンガーが築き上げた伝説的な自動車アートをご覧になり、今後のモータースポーツに与える影響にも思いを馳せる場として、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。自動車に情熱を注いだ開発者たちの熱い思いを感じることができる貴重なイベントとなること間違いなしです。