村上春樹が特別DJを務めるフュージョンの夜、ラジオで初放送

村上春樹が贈る特別なフュージョンナイト

2025年5月6日（火・祝）、TOKYO FMで特別番組『村上JAM Vol.3～熱く優しい、フュージョンナイト』が放送されます。この番組では、昨年6月に東京・すみだトリフォニーホールで開催されたライブイベントの模様が初めて地上波でオンエアされることとなりました。作家の村上春樹がDJを務めるこの番組は、リスナーにどのような音楽体験を提供するのか、大いに期待が高まります。

村上JAMとは？

「村上JAM」は、村上春樹がDJを担当するラジオ番組『村上RADIO』から生まれたライブイベントのシリーズです。初回は2019年、続いて2021年にはコロナ禍の中で行われました。そして今年、すみだトリフォニーホールでの開催によって、これまでを超えるスペシャルなフュージョンナイトが実現しました。

スペシャルな参加ミュージシャンたち

この伝説的なライブでは、音楽監督をジャズピアニストの大西順子が務め、豪華なメンバーが参加します。特に注目すべきは、かつてマイルス・デイヴィスの名プレイヤーとして知られるギタリストのマイク・スターン、グラミー賞を受賞したベーシストのジョン・パティトゥッチ、映画『ボディ・ガード』での名曲「オールウェイズ・ラヴ・ユー」のソロサックスで知られるカーク・ホーラム、そして多彩なドラムプレイで知られるエリック・ハーランドなど、超一流のジャズマンたちが集結しています。

フュージョン・ナイトの魅力

今回のイベントで演奏される音楽は、ハービー・ハンコックやチック・コリア、ブレッカー・ブラザーズなど、70年代から80年代のフュージョンの名曲を現代にバージョンアップしたもの。これらの音楽の力のある響きを、村上春樹が愛する音楽の世界観の中でじっくりと堪能することができます。その熱気溢れるイヴェントのトークパートも含まれ、まるでその場にいるかのような体験ができることでしょう。