株式会社ナハトが受賞した「キャリアオーナーシップ経営 AWARD 2026」
株式会社ナハト(東京・渋谷)は、先日発表された「キャリアオーナーシップ経営 AWARD 2026」中小企業部門において、栄えある最優秀賞を受賞しました。この賞は、企業が人材をどのように採用し、育成していくかという点での革新性を評価されるものです。
ナハトのビジョンと急成長の背景
ナハトは、SNS広告とインフルエンサーマーケティングに力を注ぎ、創業以来急速な成長を遂げています。今期の売上高は310億円に達していますが、2040年にはグループ売上を2,000億円、社員数を3,000名、子会社数を50社へと拡大することを目指しています。これを実現するためには、従来の広告代理店としての枠を超え、自社で新たな事業を創出する「事業創造マーケティング企業」への進化が求められています。
一方で、急成長の裏側には個人の特性に依存する「属人化」が課題として浮上しました。持続的な成長には、この課題を克服するための新たなアプローチが必要とされていたのです。そこでナハトは、PL(損益)の拡大にとどまらず、組織の基盤となる「見えないBS」を構築することに焦点を当てました。
全社を挙げた人事改革の実践
ナハトは、昨年から人事部門を「管理」から「価値創造」へと転換することを決定し、採用・育成・配置・評価・文化の全てを一貫して運用する「人材供給インフラ」へ再設計しました。具体的には以下の取り組みを実施しました:
- - ブランド・採用:リブランディングを進め、SNS採用広告チームを内製化し、27卒向けの採用戦略を構築。
- - 育成・リーダーシップ:短期間でのマーケター講座や役員直轄のリーダーシッププログラムなどを導入。
- - 組織・エンゲージメント:社内エージェント制度やリバースメンターシップを取り入れ、社内コミュニケーションを活性化。
- - 制度・基盤:選択制ワークスタイルの導入やHRテックへの移行を進め、アメーバ型組織へ再編しました。
改革の成果
これらの取り組みの結果、ナハトは人事人員を40名へと拡大し、SNS採用の完全内製化を実現しました。また、データに基づいた成長支援体制が整い、早期の成果を上げることができています。特に「カルチャーフィット採用→個別成長→成果→型化」という流れが循環し、属人化の課題が解消へと向かっています。
さらに「働きがいのある会社ランキング2026」において、中規模部門で1位を獲得しました。この評価は、ナハトが「人材供給インフラ」としての一貫性を重視し、個人の成長を組織全体の力へと変換する努力が認められた結果です。
審査員からは、短期的な成果だけではなく、見えない資産を蓄積する経営姿勢が評価されています。重要なポイントは、正しい人材が組織に加わり、その人が自分らしい成長を描くことができる仕組みを提供している点です。
未来に向けて
ナハトは、個人それぞれの成長の機会を偶然の成功体験で終わらせず、誰もが 自分のキャリアを主体的に築く支援をしながら、組織の力へと変える仕組みを追求しています。今後も引き続き、持続的なグループ発展を目指し、社員一人ひとりの挑戦をサポートしていくでしょう。
ナハトの取り組みは、ただの人事改革にとどまらず、個々のキャリア志向を尊重しながらも、組織の成長につなげる新たな関係性を生み出しています。この考え方が、今後の企業の成長に大きな影響をもたらすことが期待されています。