株式会社パートナーズの挑戦
不動産市場に新たな風を吹き込む株式会社パートナーズは、本社を東京都港区に構え、資産運用に関連したサービスを展開しています。同社の代表、吉村拓氏のもと、彼らは「資産運用のあり方をデザインし、未来への想いに貢献する」というミッションを掲げています。
近年、同社は不動産売却におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、その成果として2024年から2025年の1年間で302,491枚もの紙を削減するという偉業を達成しました。この取り組みは、地球環境に対する配慮だけでなく、顧客がよりスムーズに取引を行えるようにするためのものです。
背景と必要性
不動産取引では通常、多くの紙書類が必要とされます。契約書や物件資料、手書きの記入、郵送手続きなどが煩雑であり、顧客に大きな負担を強いていました。しかし、2022年5月には宅地建物取引業法が改正され、オンラインでの契約が可能になったことで、同社はこのチャンスを捉え、業務の電子化を進めることに決定したのです。これにより、紙の使用を根本から減少させる体制を整えました。
主な取り組み
1. 手続きの電子化
不動産売却に関する各種手続きをオンラインで行えるようにすることで、顧客は迷うことなく取引を進められます。これにより、契約書の手書きや郵送を不要とし、業務の効率も向上しました。手続きの透明性が高まることで、お客様は安心して取引を進めやすくなります。
2. 売却フローの効率化
営業・契約管理部門では、契約関連書類の管理や帳票のデジタル化に取り組みました。これにより、これまで紙を使って行っていた確認や修正作業が削減され、次元的な業務の効率化が実現。常に高品質なサービスを提供できる体制が整ったのです。
3. 情報のオンライン共有
社内で扱う情報をクラウドに一元化し、すべての情報をデジタルに管理しています。この仕組みは、重複した書類管理を防ぎつつ、スピードと精度を向上させることができました。オンラインでの情報共有は、チーム内の連携を強化し、業務の再現性を高める助けとなっています。
今後の展望
今後、株式会社パートナーズは引き続き、テクノロジーを駆使した業務の最適化を進め、顧客体験の向上を目指します。また、環境に配慮した業務デザインを推進し、持続可能な社会の実現に向けて貢献していく方針です。彼らの取り組みは今後の不動産業界における新しいモデルとなることでしょう。
会社概要
- - 社名: 株式会社パートナーズ
- - 代表者: 代表取締役社長CEO 吉村拓
- - 事業内容: 投資用不動産、保険、少額投資に関連するワンストップサービス
- - 設立: 2011年9月
- - 社員数: 180人
- - 公式サイト: パートナーズ公式サイト
株式会社パートナーズは、今後の不動産業界において環境に配慮した顧客体験を提供し続ける、確かなパートナーです。