藤田金属の鉄フライパン「GARTEN」が累積販売77,777個突破！

藤田金属の鉄フライパン「GARTEN」が大ヒット

2018年から製造・販売を開始した藤田金属のオリジナル鉄フライパン「GARTEN」が、累積販売個数77,777個を突破しました。このフライパンは、弊社の自社製造に加えて、ドイツの老舗ハンドルメーカーとの協力により、品質の高い製品となっています。販売開始から7年が経過し、家庭用だけでなくプロの現場でも愛用されていることが、その証拠です。

初めての国際見本市「Ambiente」

藤田金属が新たなオリジナル商品を強化するために、2018年にドイツで開催されたキッチン・家庭用品の最大国際見本市「Ambiente」を訪れました。こちらの展示会では、他の調理器具メーカーが多数出展しており、藤田金属自身もこの場を借りて多くの情報収集やネットワークを構築しました。

当時、日本の市場では価格競争が激化し、新製品を出しても直ぐに類似品が出回るという状況に悩まされていました。そのような中で、私たちの製品の差別化を図り、鉄フライパンの魅力を多くの方に知ってもらうための出発点として「Ambiente」への訪問は大変有意義でした。

欧州市場への進出と展開

2018年の見本市では、創業100年以上の歴史を持つハンドルメーカーと出会い、関係を築くことができました。その成果として、2020年からは「Ambiente」に出展を始め、ドイツやフランスの「Maison&Objet」など、国際的な販路の拡大を目指しています。今後はオリジナル商品の卸販売に加え、OEM・ODMやコラボ商品も意欲的に行う予定です。

さらに各国の代理店向けに、地域の食文化に即した鉄製調理器具の開発にも取り組む計画があります。2026年の出展にも準備を進めており、世界へ向けた展開が楽しみです。

独自技術による快適な使用体験

藤田金属の鉄フライパンは、独自のハードテンパー加工を施しており、「油ならし」を省くことができるのが特徴です。高温バーナーで700℃まで加熱した後、オリーブオイルで馴染ませることで、通常必要な手間を省きます。これにより、フライパンはすぐに使用可能となり、「焦げ付き」や「さび」にくい仕上がりになっています。