武蔵野美術大学「VCP School」第4期の受講者募集
武蔵野美術大学では、2025年度に向けて、アートとデザイン教育を通じて「創造的思考力」を習得するための教育プログラム「価値創造人材育成プログラム-VCP」(以下、VCP School)の第4期募集を開始します。このプログラムは、ビジネスの現場において不可欠なスキルを養うことを目的としており、修了者には履修証明書が交付されます。
プログラムの背景
現代は、複雑で予測が困難な社会の中で生きています。そのため、従来の課題解決の枠に留まらず、問題を見つけ出し、新たな視点で捉える力が求められています。武蔵野美術大学は、90年以上の造形教育の経験をもとに、VCP Schoolを通じて、観察力や批判力、構想力を必要とする多様な視点を学んでいきます。ここでは、創造的思考力を育み、変化の時代において価値を生み出す人材を育成することを目指しています。
プログラム概要
本プログラムは、大学院造形構想研究科の「クリエイティブリーダーシップコース」を基にしたPBL(課題解決型学習)形式です。全10日間の集中的なカリキュラムを通じて、新規事業の創出や社会課題へのアプローチに必要な知識と実践スキルを獲得します。2023年度より、厚生労働省による「特定一般教育訓練講座」に認定されたことで、条件を満たす者には受講費用の最大40%がハローワークから支給されます。
プログラムの特徴
1.
創造的思考力の習得: ビジネスにおいて重要な「課題発見力」や「課題設定力」を養成します。
2.
美術教育の資産を活かす: 武蔵野美術大学の独自の教育資源を基にした履修証明プログラム。
3.
多様な学びの環境: アートの実践やデザイン思考から新しい手法を学べるのが特長です。
4.
メンタリング: 美術大学の卒業生を中心としたクリエイティブ人材とのネットワーク構築が可能。
5.
コミュニティの形成: 修了後も続くサポートを提供。企業では得られない人脈を築けます。
対象者
VCP Schoolは以下のような方々に最適です:
- - 新たな事業やサービスを開発・提案したい企業関係者
- - 次世代のリーダーを目指す方
- - スタートアップの起業者
- - 地域課題に取り組む行政関係者
- - 新規事業を立ち上げたい方
- - 創造的思考力で社会的イノベーションを起こしたい方
受講日程と詳細
- - 実施期間: 2025年11月29日(土)、12月6日(土)、21日(日)、2026年1月10日(土)、17日(土)、24日(土)、2月7日(土)、14日(土)、21日(土)、3月7日(土)
- - 会場: 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス(東京都新宿区)
- - 受講料: 35万円(税込)。再支給制度適用可。
- - 募集定員: 25名。
プログラムへの応募は2025年10月19日まで可能です。応募及び詳細は、武蔵野美術大学の公式ウェブサイトをご確認ください。オンライン説明会も開催されており、興味のある方はぜひ参加してみてください。社会に役立つ創造力を育むこの機会をお見逃しなく!