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「JCI JAPAN TOYP 2025」グランプリ、準グランプリが確定！

2025年5月24日、公益社団法人日本青年会議所が主催する「JCI JAPAN TOYP 2025」最終選考会が日経ホールで開催されました。この年で39回目を迎える同イベントでは、未来を担う若者たちの卓越した活動やイノベーションを称える場となり、全国から集まった才能が一堂に会しました。

最終選考会の様子

選考会には、第一次および第二次選考を通過した22名のファイナリストが参加し、それぞれ3分間のプレゼンテーションを行いました。プレゼン後には質疑応答が行われ、若きリーダーたちの未来へのビジョンや情熱に触れる貴重な時間が流れました。この場では、多様な分野からの挑戦が集まっており、選考委員による投票を経て、以下の結果が発表されました。

グランプリ受賞者

星野 達郎氏（株式会社NIJIN 代表取締役）は、オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営し、不登校問題の解決に取り組んでいます。彼の理念は、教育とは何かを再定義し、全国13地域にリアルキャンパスを展開することで、学校という形にとらわれない教育の在り方を提供することです。現在、全国から400名以上の小中学生がこの新しい教育モデルに学びを求めています。

準グランプリ受賞者

菊池 モアナ氏（Borderless Tanzania Limited 代表取締役）は、アフリカのタンザニアで使い捨て生理用ナプキンの製造・販売を手がけ、女性の教育と健康の支援に力を入れています。生理の貧困解消と若年妊娠の防止を目指し、シングルマザーに働く場を提供するなど、具体的な行動を起こしています。

加藤 愛梨氏（株式会社Mutubi 代表取締役）も準グランプリを受賞。自然災害に関する情報発信を行う災害専門メディア「MuTube」を運営し、被災地からのメッセージを届けようとしています。

入賞者たちの素晴らしい活動

入賞者たちの活動も非常に印象的です。以下に数名を紹介します。

• - 浅井 しなの氏（株式会社asai 代表取締役）は、女性の健康を見守るプロジェクトとして、生理の経血成分を解析するキットの開発を行っています。
• - 上坂 嵩氏（名古屋テレビ放送株式会社 アナウンサー）は、SDGs教育を推進する教室を訪問し、持続可能な社会を考える授業を行っています。
• - 田澤 麻里香氏（株式会社KURABITO STAY 代表取締役社長）は、地域資源を活かしたツーリズムの企画で、地方創生に貢献しています。

この他にも、様々な分野での活動が入賞者として紹介され、今後の彼らの動向が期待されます。

今後の展望

6月29日には授賞式典が開催され、それぞれの活動に対する奨励賞も発表される予定です。特に、グランプリの星野氏や他の受賞者は、7月19日の「サマーコンファレンス2025」にも登壇し、さらなる交流と学びの機会を提供することが期待されています。

JCI JAPAN TOYPについて

「JCI JAPAN TOYP」は、毎年多様な分野での優れた若者を表彰することで、社会に新たな影響を与え続けることを目的とした事業です。ぜひ、彼らの活動に注目して、来る日本の未来を支えていきましょう。

詳細についてはJCI JAPAN TOYP ホームページをご覧ください。

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