日本発スタートアップUNCHAIN、世界的ビジネスコンペ出場権を獲得
東京都渋谷区に本社を構えるUNCHAIN株式会社は、米国テキサス州のライス大学が主催する「Rice Business Plan Competition(RBPC)」への出場権を見事に獲得しました。この大会は、世界最大かつ最高賞金を誇るスタートアップコンペティションとして知られ、2026年で第26回目を迎えます。このイベントは、2026年4月9日から11日の間、ライス大学キャンパスで開催される予定です。
世界最高峰の舞台に立つ
RBPCには世界中のトップ大学から選ばれた42チームが参加し、合計約2億円(130万ドル以上)の賞金と投資を懸けたピッチを行います。今年の大会は応募数が過去最多を記録し、600を超える応募者の中から厳しい選考を通過した42チームに選ばれたことは、大きな栄誉です。審査員は、ベンチャーキャピタリストや起業家、企業リーダーから構成され、革新性、市場ポテンシャル、投資可能性を基に評価を行いました。
この中にはハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)発のチームも含まれており、世界のビジネス界での競争が繰り広げられます。
UNCHAINが解決する重要課題
2026年は「AIエージェント元年」とされており、様々な企業が自律型AIを市場に投入しています。AIエージェントは従来のチャットボットとは異なり、コードの実行やAPIの呼び出し、データベースへのアクセスなどが可能です。これに伴い、「プロンプトインジェクション」といった新たな攻撃手法が誕生し、企業のAIエージェントがサイバー攻撃の手段となるリスクが浮上しています。
このような新たな脅威に対応するためには、企業が迅速に対策を講じる必要があります。具体的には、AIのアクセス権を最小限にする「最小権限の原則」や、ファイル共有設定の確認、人間の承認を必須とする「Human-in-the-Loop」の導入が求められます。さらに、継続的な攻撃シミュレーションを行い、リスクを事前に把握することが必要です。UNCHAINは、これらの問題を解決するためのプロジェクトを進めており、AIセキュリティの未来に立ち向かっています。
世界に挑む日本のトップチーム
UNCHAINの代表取締役CEOである朴 善優は、18歳でソフトバンクアカデミアに採択され、東京大学松尾研究室でのインターン経験やAIセキュリティに関するForbes掲載実績を持つなど、AI分野で高い専門性を誇ります。また、CTOの蛯名は42 Tokyoの卒業生で、全国規模のデータパイプライン構築に関わった経験があり、COOの原田は15歳で起業し、全国400店舗以上で自ら考案したプロダクトを展開してきた戦略家です。リードエンジニアは米国MITでAIを研究している博士課程の学生です。
代表のメッセージ
朴 善優CEOは、「AIエージェントへの移行が進む今、日本からそのセキュリティ基盤を構築できるのを誇りに思います。Rice Business Plan Competitionという世界的な舞台で、私たちのビジョンを世界の投資家に伝え、AIが本当に信頼される存在になる未来を築き上げていく所存です」と語っています。
アドバイザーのアランフランク氏は、「今後10年でAIエージェントのセキュリティは最大のテクノロジーリスクになる。AIエージェントの時代は、人間の手が追いつかない複雑性を持っているため、UNCHAINのアプローチが極めて重要だ」と述べています。
会社概要
- - 会社名: UNCHAIN株式会社
- - 代表者: 代表取締役CEO朴 善優
- - 設立: 2025年7月17日
- - 事業内容: AI業務自動化プラットフォームの開発・販売・導入・保守サービス
- - URL: the-unchain.com
このように、UNCHAINは日本から世界へと挑戦し、AIエージェントのセキュリティ問題に立ち向かう新たな時代の先駆者となることを目指しています。