社会の新たな視点を提供する『ニッポンモンダイ』
社会の問題とは、私たちが普段当たり前に感じていることの裏に潜む、見えにくい側面を持つことが多いです。しかし、目の前にある課題について、違った角度から見ることで、まったく新しい視点を得られるかもしれません。それを実現するために、「ニッポンモンダイ」という新しいメディアが2023年11月26日にスタートします。このプロジェクトは、東京都港区に本社を構えるクリエイティブカンパニー、ワールドエッグスによって発表されました。
問いの文化を大切にする
『ニッポンモンダイ』は、社会の問いを追求することを目的にしたシンクタンクです。私たちの周辺には、無視されがちな疑問や違和感が溢れています。そこで、日常生活の中で蓄積された「モヤモヤ」を言葉にすることに着目。このメディアでは、取材やリサーチを通じて独自の視点を持った記事を作成し、有識者のインタビューや専門家の寄稿によって、多様な観点から社会問題を考察していきます。
『ニッポンモンダイ』は、以下の13のカテゴリーを設定し、幅広い視野で問題を提起します。
- - くらし(暮らし)
- - はたらく(働く)
- - せいじ(政治)
- - けいざい(経済)
- - まなび(学び)
- - ケア
- - たべる(食べる)
- - かんきょう(環境)
- - そなえ(備え)
- - あんぜん(安全)
- - ぶんか(文化)
- - ちがい(違い)
- - つながり(繋がり)
3つの特徴的なコンテンツ
1.
『#????モンダイ』コンテンツ
各カテゴリーに基づいて、日常に潜む問題を具体的に取り上げ、読者に問いかけます。たとえば、「#ゾンビ空き家モンダイ」では放置物件の連鎖を、「#孤立高齢モンダイ」では高齢者の支えの不在を、多角的に検討します。
2.
『ニッポンモンダイ・インタビュー』
問題解決に向けて最前線で活動する有識者や業界団体にインタビューを行い、彼らの生の声を届けます。
3.
『ニッポンモンダイ・レビュー』
専門家や学識者から寄せられた原稿を掲載し、深い知見を持った視点を提供していきます。
開かれたメディアとしての展望
『ニッポンモンダイ』は、ただ単に問題を提起するだけでなく、読者が自らの問題意識を持ち寄ることのできるプラットフォームを目指しています。社会課題に関心を寄せる人々と連携し、一緒に考え、意見を交わす場を設けることで、共に解決策を模索していくことを目指しています。
将来的には、SNSや新たなサービスを通じて、より多くの人々と接点を持ち、共感と議論を生むメディアとして成長していく計画です。これらの活動を通じて、社会課題がより顕在化し、様々なアクターに新たな視点を提供できることを期待しています。
会社概要
この新しいシンクタンクメディアの開設を手掛ける株式会社ワールドエッグスは、2019年に設立され、「日本ロマンチスト協会」のリブートを経て、今回のプロジェクトを立ち上げました。クリエイティブなアプローチかつシリアスな社会への問いかけを通じて、影響力のあるメディアを目指していきます。
詳細は公式サイト(
ニッポンモンダイ)や、会社の公式サイト(
ワールドエッグス)にアクセスしてご覧ください。