Karakami HOTELS & RESORTSがホテル業務の自動化を実現へ、大規模ロールアップ計画を発表

Karakami HOTELS & RESORTSが推進するホテル業務の自動化

Karakami HOTELS & RESORTS株式会社は、東京都渋谷区に拠点を置き、ホテル業務の全面的な自動化を進める新たなプロジェクトを始動させました。このプロジェクトの中心には、独自に開発するAIエージェントがあり、小規模なホテルや旅館を対象としたロールアップ事業の展開も検討されています。

これまでの取り組み

同社は、グループ会社であるYAMATO Hotel＆Residence株式会社を通じて、リモートワークや滞在型レジャーを楽しめる「Village X」や、高級感あふれるプライベートホテル「YAMATO STAY」といった貸別荘の運営を行っています。

「Village X」は自然環境を活用した10拠点の展開が進行中で、一方の「YAMATO STAY」も開発中の拠点を含めて12拠点の設置を計画しています。

これらの取り組みを通じて、無人チェックインや動的プライシングといったデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進を行い、宿泊業界における新たなスタンダードを築いています。また、運営受託や宿泊施設へのコンサルティングサービスを手掛け、10件を超える運営支援実績を持つことでも知られています。

今後の方針

今後同社は、自社及び提携先の施設にAIエージェントを導入し、業務を自動化することで収益向上を目指します。このAIエージェントは、プライシングや予約管理、清掃手配、OTA（オンライン旅行代理店）への出稿管理、経理作業など、多岐にわたるバックオフィス業務を自動的に処理します。これにより小規模なホテルや旅館の運営負担が大幅に軽減され、経営効率が最大化される見込みです。