地産地消のスイーツ
2025-06-04 13:37:00

日本酒の酒粕とオリーブが出会った地産地消スイーツの新定番

新たな地産地消スイーツの誕生



東京都多摩地域で、フレンチレストラン『TERAKOYA』が、1860年に創業した野口酒造店とタッグを組んで生まれた新感覚スイーツ『酒の華スイーツSilky』。このムースは、酒を醸した際にできる酒粕とオリーブシロップを融合させた、まったく新しいスイーツです。

酒の華の魅力



『酒の華スイーツSilky』は、酒粕とオリーブシロップの香りが滑らかに広がるクリーミーなムースで、まさに地産地消の理念を体現した一品と言えます。このスイーツに使われる酒粕は、酒造りの際に生まれたもので、その健康効果からも注目されています。その名も“酒の華”。酒の華とは、酒造りの過程で得られる食材の価値を高め、私たちに健康と美を届けてくれる存在なのです。

オーナーシェフの間光男さんは、酒の華とオリーブシロップを使って新しいスイーツを創作することにチャレンジしました。クリームチーズや卵黄を加えたこのムースは、どの一口からも独特のなめらかさと豊かな味わいが楽しめます。特に、ナチュラルでフルーティーなオリーブシロップの甘さが、酒粕の風味を一層引き立てています。

アレンジの楽しみ



『酒の華スイーツSilky』には、別添えのオリジナルソース『キャラ蜜』が付いてきます。このソースは、キャラメルと黒蜜を合わせたもので、コクのある深い味わいが特徴です。食べる際にかけることで、さらなる風味の変化を楽しむことができ、贅沢な食体験を提供します。さらに、隠し味には生薬を配合しており、香り高く体にも優しいスイーツです。

多摩地域の食文化を支える復活劇



野口酒造店はかつて、武蔵国の守り神である大國魂神社の御神酒を製造するなどし、長い歴史を有しています。しかし、1985年に酒造りを停止。その後、地元の東京農工大学から新たな米“さくら福姫”を使った酒造りの話が持ち込まれ、酒造りの復活へとつながりました。そして、酒粕が利用できるスイーツ製造の流れが生まれたのです。このように、地域のつながりと期待が形となり、『酒の華スイーツSilky』が誕生しました。

サステナブルな美味しさ



このスイーツは、地元の素材を活かしたサステナブルな発想で作られています。酒粕とオリーブシロップの新たな可能性を見出すことで、これまで活かしきれなかった素材が次々と料理の一部現れます。そして、酒粕にはビタミンB2やB6、グルコシルセラミドなどが含まれ、美容と健康にも良い効果をもたらします。オリーブも抗酸化作用があるビタミンEを持ち、美容意識の高い方にもぴったり。

70年の歴史を誇る「TERAKOYA」



1954年に創業したフレンチレストラン『TERAKOYA』は、世代を超えて多くの方に愛され続けてきました。このレストランは、食材の旨味を引き出す独創的なフランス料理を提供し、特にファーストクラスの機内食や高級ギフトとしても知られています。『オリーブ・サンド』の成功を背景に、この新しいスイーツもまた多くの人々に喜ばれることでしょう。

おわりに



令和の時代にふさわしい新たな地産地消スイーツ『酒の華スイーツSilky』は、デザートとしてだけでなく、美味しく健康的なライフスタイルの一部として取り入れられることを願っています。ぜひ多摩を訪れた際には、その豊かな風味をお楽しみください。


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