2027年ベオグラード万博に向けた日本館の新テーマとロゴ発表
2027年5月15日から8月15日まで、セルビアのベオグラードで開催される「2027年ベオグラード国際博覧会」において、日本館が初めての姿を現します。この万博に向けて、経済産業省と日本貿易振興機構(ジェトロ)は、日本館の出展準備を進めており、開幕までの1年を切った今、重要な通知がありました。つまり、2026年5月15日に日本館のロゴ・シンボルマークが決定したのです。
日本館のテーマ「ともにあそび つながる 日本のあそび心」
今回、日本館のテーマとして掲げられたのが、「ともにあそび つながる 日本のあそび心」です。これは、2025年に開催される大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」や「多様でありながら一つ」というコンセプトを引き継ぎ、さらに発展させることを目的としています。ロゴ・シンボルマークには、「あそび」をテーマに日本館が発信する価値やメッセージを象徴的に表現するデザインが選ばれました。
日本の伝統である「切り絵」に込められた意味
注目すべきは、今回のロゴが「切り絵の花」にインスパイアされていることです。切り絵は日本の伝統的な手法で、紙とハサミあれば誰でも楽しむことができる、年齢や国境を越えたコミュニケーションの手段であることを象徴しています。見た目には切り離されているように見えますが、実際にはひとつにつながり、新しい形を形作ります。この構造は、「ともにあそび、つながる」という日本館のテーマそのものを象徴しています。
小林一毅氏の手によるロゴデザイン
日本館のロゴは、グラフィックデザイナーの小林一毅氏によって制作されました。彼は、折り紙を折って花を作る過程で、言葉を越えて感じ合うことの妙を表現したと述べています。「みんなちがって良い」というメッセージは、互いに理解し合い、つながるきっかけを提供するものとして意義深いものです。小林氏は、過去に資生堂での経験を経て独立した実力派デザイナーであり、その活動は多岐にわたります。
大阪・関西万博からのレガシーを受け継ぐ
また、ベオグラード万博の日本館は、大阪・関西万博のSNSアカウントを引き継いで、今後日本館の情報発信の場に生まれ変わるとのこと。これにより、過去の万博での経験を基にしたクリエイターたちの結集が促進され、さらなる発展が期待されています。日本館の具体的な出展計画については、今後SNSやプレスリリースなどで随時発表される予定です。
これから1年間、ベオグラード万博に向けた準備が進む中、日本の文化や価値観がどのように現地で発信されていくのか、目が離せません。エンタメと文化交流が融合するこの国際博覧会に、ぜひみなさんも注目してみてください。