AI活用の新たなステップ、Boxと連携したChatSenseが登場
株式会社ナレッジセンスは、社内データを生成AIに学習させる「ChatSense」に新機能としてBoxとのフォルダ連携機能を追加したことを発表しました。これにより、企業は今まで以上に効率的に社内データを活用し、業務の効率化を図れるようになります。
Boxとの連携がもたらすメリット
このフォルダ連携機能を通じて、ユーザーは「Box」内の指定フォルダの内容をChatSense上の専門家AIに一括で学習させることが可能になりました。これにより、従来の「ファイル単位」の連携に比べ、手間が大幅に軽減されます。さらに、フォルダ内のファイルが更新された際には、ChatSenseが自動的にその変更を取り込み、常に最新の情報を反映させた状態を維持します。
RAG機能の重要性
今回の機能追加は、特に生成AIの「RAG」(Retrieval-Augmented Generation)機能に基づいています。この機能により、AIは通常学習していない社内特有の情報に基づいて、より的確な回答を提供できるようになります。企業が保有する貴重なデータをAIが活用することで、業務の迅速化や効率化が期待されています。
ナレッジセンスのChatSenseは、特に大企業や業務プロセスの効率化を目指す企業に向けて、多くの導入実績を誇っています。特に、セキュリティ面での強みが評価され、500社以上がすでにこのサービスを利用しています。
自動更新機能と安全性
ChatSenseを利用することの大きなポイントの一つは、自動更新機能です。一度Boxと連携してしまえば、その後はAIが自動的にデータを更新し続け、新たな情報に基づいた応答が可能になります。これにより、企業は常に最新の情報へアクセスでき、業務においても滞りがなくなります。
また、学習するデータはその企業専用のものであり、他企業と共有されることはないため、安心して社内データをAIに活用できます。セキュリティに対する配慮は、企業が生成AIを導入する際の大きな不安要素ですが、ChatSenseはこれを解消してくれるサービスです。
新機能の利用方法
新機能は2025年7月10日から、追加学習オプションを契約しているすべてのユーザーに提供されます。導入を検討されている企業の方は、詳細な利用方法などについてChatSenseの営業担当にお問い合わせいただくことで、スムーズに導入が可能です。公式サイトからも簡単に申し込むことができます。
おわりに
ナレッジセンスは、今後も生成AIを活用して、多くの企業の業務効率を向上させるためのサービスを提供し続けていきます。社員一人ひとりの生産性を向上させたい企業にとって、ChatSenseの利用は賢明な選択となるでしょう。興味のある方は、是非一度公式サイトをご覧ください。
詳しい情報については、ナレッジセンスの公式ウェブサイトをご覧ください:
ナレッジセンス