テレビ朝日が導入した国産CNAPP「Cloudbase」の全貌とは?
はじめに
国産のクラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」が、テレビ朝日で導入されました。この取り組みは、少人数のAI戦略部門が責任を持って運用する新たなセキュリティ体制の一環です。この記事では、Cloudbaseの導入背景やその効果について詳しくご紹介します。
導入の背景
2025年7月、テレビ朝日ではAI戦略部門が設立され、業務効率化やコンテンツ開発、ビジネス開発において全社的にAIを活用しています。特に、大規模な内製開発が進む中、従来外部ベンダーが担っていたセキュリティや可用性の管理を社内で行う必要が生じてきました。そこで、迅速な企画・検証を行う中で、新しいサービスの開発が次々と進みますが、これは従来の年1回の脆弱性診断では対応しきれない複雑さを伴います。
このような現状を受けて、動画配信など多様なメディアビジネスを展開するテレビ朝日は、Cloudbaseを導入し、セキュリティを強化する運営体制を構築することを決断しました。
導入後の効果
Cloudbaseを導入したことにより、Google Cloudのリソースをリアルタイムで監視できる体制が整いました。これにより、設定ミスや脆弱性を即座に把握できるようになり、少人数のチームでも効果的にリスク管理が行えています。特筆すべきは、専任のセキュリティ担当者を置かなくても、Google Cloudへアクセスできるメンバー全員がCloudbaseを活用し、リスクを確認・管理できる運用が確立された点です。
AIによる開発サイクルが短縮する中で、Cloudbaseの機能がリスクを自動で検出し、通知することが大きな安心感をもたらしています。さらに、チーム全員がセキュリティ状況を把握できることで、セキュリティ意識が向上しました。この意識向上は、経営層への報告にも寄与し、「セキュリティは大丈夫なのか?」という問いに対して、明確な根拠を持って応えることができるようになったのです。
今後の展望
現状ではリスク検出や管理に特化した利用がされていますが、今後は使われていないリソースの整理やコスト最適化、システム運営の効率化にも活用していく予定です。Cloudbaseは、セキュリティを確保しつつ、クラウド利用を成熟させるための基盤として更なる活用が期待されています。
Cloudbaseとは
「Cloudbase」は、AWS・Microsoft Azure・Google Cloudなどのクラウド環境で生じる設定ミスや脆弱性を可視化し、対策の優先順位付けと実施・管理を一貫して行うセキュリティプラットフォームです。スズキや出光興産、キオクシアなど、多くの日本企業に採用されています。
興味を持たれた企業は、以下のリンクからお問い合わせください。
Cloudbase問い合わせ
Cloudbase株式会社について
Cloudbaseは、2019年に設立され、エンジニア出身の代表が率いるスタートアップ企業です。クラウド環境だけでなく、オンプレミス環境を含む企業全体のインフラを可視化し、セキュリティリスクを継続的に管理しています。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
Cloudbase公式サイト