廃材を生命に変えるアート展
2026年2月25日(水)から3月22日(日)まで、品川区立環境学習交流施設エコルとごしにて、富田菜摘の作品展「廃材から生まれたいきものたち」が開催されます。入場は無料で、観覧も自由に行えるため、誰でも気軽に訪れることができます。
富田菜摘は、使用を終えた金属廃材や空き缶、調理器具といった身近な素材を使って、色鮮やかな動物の立体作品を制作しています。これらの作品は、単なる再利用にとどまらず、廃材が持つ独特の質感や過去のストーリーを活かしながら、新たな意味を持たせるものです。作品が創り出される過程は、日常で見落としがちな「もの」の価値と、それに宿る物語を我々に再認識させます。
本展では、廃材がどうやって新たな命を宿すのか、そしてその背後に潜む「ごみ」と「資源」の関係性、そして我々の暮らし方に思いを巡らせることを目指しています。
作家のメッセージ
富田菜摘は、制作における思いを以下のように語ります。「ものには捨てられるまで、それぞれのストーリーがあります。使い込まれた風合い、錆や色あせには、新品にはない深い味わいがあります。一つ一つのパーツには新たな発見があり、作品を近くで見たり、離れてみたりすると様々な角度から楽しめます。」このように、見る者を作品の内部へと誘い込むような深い思いが反映されています。
関連イベントの開催
作品展に合わせて、2月28日(土)には、富田菜摘が講師を務めるワークショップ「いきものペーパースタンドを作ろう!」が開催予定です。このワークショップでは、不要になったものを使ってオリジナルのペーパースタンドを作ることができ、参加者は廃材からどのように作品が生まれるのかを学ぶ機会となるでしょう。小学生から誰でも参加可能で、各回12名限定の抽選制です。
イベントの概要
- - ワークショップ日時:2月28日(土) ①10:00~11:30 ②13:00~14:30
- - 会場:エコルとごし3F 多目的スペース
- - 参加費:無料
- - 対象:小学生以上(小学3年生以下は保護者同伴)
参加を希望する方は、1月17日から2月7日までの間に応募する必要があります。詳しい申し込み方法や必要事項は、エコルとごしのホームページを確認してください。
施設の紹介
環境学習交流施設エコルとごしは、豊かな自然の中に位置し、地球環境について学び、楽しむためのスペースです。ここでは、体験型の展示やイベントが多数行われており、子供から大人まで、様々な世代に利用されています。また、エコテクノロジーを取り入れた建物の設計が評価され、多くの賞も受賞しました。
この機会に、廃材を通じて再考する「ものの価値」や持続可能な社会について心に留める場として、ぜひ富田菜摘の作品展を訪れてみてはいかがでしょうか。