群馬の魅力を活かした不二家の新商品 "カントリーマアム(富岡シルクミルク)"の誕生
群馬県での新たな取り組みとして、2024年5月、不二家が高崎商科大学と共同で始動したプロジェクトは、地域の可能性を活かした新商品「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」の誕生へと繋がりました。本商品は、群馬の特産品富岡シルクを使用した魅力的なお菓子として、全国発売されることが決定しています。
プロジェクトの背景
このプロジェクトには、高崎商科大学の学生27名と附属高校の学生20名、合計47名が参加し、地域の特性を生かした商品開発に取り組みました。目的は、群馬の魅力をさらに育てること、そして学生たちの柔軟な発想を活かすことです。学生たちは9つのチームに分かれ、地元の農産物生産者や企業へ現地調査を行い、地域の強みを洗い出しました。
プロジェクトの中間報告会では、各チームが取組の様子やアイデアを発表し、最終的には審査を経て、「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」が選ばれました。学生ならではの新鮮なアイデアと、地域の魅力を理解したうえでの企画が評価されたのです。
商品の特長
「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」は、群馬県富岡市産のシルクパウダーとコクのある牛乳を練り込み、ホワイトチョコチップを組み合わせて焼き上げられたクッキーです。この商品は、まろやかなミルクソフト味で、上品な口当たりを特徴としています。
この商品に使用されるシルクパウダーは、世界遺産である富岡製糸場のある富岡市の養蚕農家が育てた繭から作られたもので、非常に貴重で爽やかな風味を提供しています。新商品は2025年6月3日に全国発売され、12枚入りでの販売となります。
さらに、同時にミニサイズの「カントリーマアムミニ(富岡シルクミルク)」も発売される予定で、こちらは2025年6月17日に登場します。より手軽に楽しむことができ、特にコンビニエンスストアなどの一部流通限定での販売となる見込みです。
地域を盛り上げるイベント
新商品発売を記念して、高崎商科大学は富岡製糸場にて体験型イベント「たべる!めぐる!シルクフェス」を開催します。2025年5月31日に予定されており、地元の老舗菓子店とのコラボカフェや、ペコちゃんとの撮影会、無料でのカントリーマアムミニの配布など、様々なアクティビティが用意されています。
このイベントは、学生たちの新鮮な感性が活かされた明るく楽しいものになるでしょう。地元の方々や観光客が集まり、群馬の魅力を再確認する場ともなることが期待されます。
まとめ
「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」は、不二家と高崎商科大学の共同開発の成果として、地域の特産品を活かした素晴らしいスイーツとなります。新商品は、群馬の良さを味わうことができる絶好の機会ですので、ぜひお見逃しなく!