atama+の大学活用
2025-02-28 11:56:10

AI教材「atama+」が大学入学前教育での活用拡大、10大学で導入中

AI教材「atama+」の拡がりとその影響



atama plus株式会社が提供するAI教材「atama+」は、近年大学入学前教育の重要なツールとして注目されています。今年度より、立命館大学を含む全国の10大学で30を超える学部に導入が広がりました。この動きは、学生の学力向上やスムーズな大学生活のスタートに大きく貢献しています。

入試形式の変化と入学前教育の必要性



近年、総合型選抜や学校推薦型選抜など、いわゆる「年内入試」による入学生が急増しています。2023年度の入試では、約半数以上がこの新しい形式で入学を果たしているとのことです。このような背景を受け、学生が合格から入学までの間に必要な学力を身につけるための「入学前教育」を取り入れる大学が増加しているのです。

入学前教育は、高校までの既習範囲を復習し、専門的な知識の予習を行うことを目指しています。具体的には、入学生は約3ヶ月間、atama+を通じて指定された単元を自立的に学習します。AIは各自の理解度に応じてレコメンドされる講義動画や演習問題を提示し、基礎学力の向上を支援します。

データ活用による学習の可視化



大学側は学生一人ひとりの学習進捗をデータで確認できるため、入学後のフォローが行いやすくなります。得意や苦手な単元の把握はもちろんのこと、学習時間などの取り組み状況をもとにして、各学生に合った支援を行うことが可能です。これにより、入学後の学びと実際の入学前教育を連動させることができるのです。

導入大学の広がりとその効果



2022年度に立命館大学での導入が始まった「atama+」ですが、青山学院大学や龍谷大学、また立命館アジア太平洋大学をはじめとする全国の大学でその効果が実証されています。文系の経済学部や心理学部から、理系の薬学部や理工学部、さらにはデータサイエンス学部やスポーツ健康科学部に至るまで、幅広い学部で活用されています。

導入した大学からは「AIが個別にカリキュラムを作ってくれるので、各学生に適した学習ができる」「学習状況が可視化されることで、入学後の振り返りができる」「学科ごとに学習内容をカスタマイズできる」といった好評の声が上がっています。

今後の展望



atama plusは、引き続き学生がより良いスタートを切れるよう、さまざまな大学での基礎学力向上に貢献することを目指しています。教育の未来を切り拓く本教材は、特に新しい入試形式への対応にも果敢に取り組んでおり、多くの学生に新たな可能性を提供し続けることでしょう。

詳細については、atama plusの公式サイトをご覧ください。また、教育機関向けの具体的な活用法に関しては、こちらからも情報を得ることができます。


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