愛知県に新設された外国人材受入サポートセンターが開所！

愛知県の新たな取り組み、外国人材サポートセンターの開設

愛知県名古屋市において、4月30日（水）に『あいち外国人材受入サポートセンター』が正式に開所しました。このセンターは、県内の企業が外国人材を受け入れるための支援を目的として設立されました。管理運営を担うのは株式会社パソナであり、今後も中小企業の人手不足解消に貢献することを期待されています。

現在の日本における外国人材の重要性

少子高齢化が進む中、日本では特に中小企業において人手が不足している現状があります。愛知県内には約19.5万社の中小企業が存在していますが、そのうち約2.7万社が外国人従業員を雇用しているというデータもあります。この数字からも分かるように、外国人材を採用することに対してまだまだ慎重な見方がされているのが実情です。

特定技能制度の見直しや新たな育成就労制度の創設が進む中、企業の外国人材に対する理解と活用が急務となっています。そこで新しいセンターが果たす役割がますます重要になってきています。

あいち外国人材受入サポートセンターの具体的な支援内容

新たに開設されたサポートセンターでは、外国人材を採用し、定着させるための支援を手厚く行います。具体的な支援内容には、以下のような取り組みが含まれます。

1. 伴走型サポート: 利用企業に対して伴走型の支援を行うことで、外国人材の受け入れ・定着を促進します。
2. 採用定着支援セミナー: 外国人材の採用やその後の定着に関する知識を深めるセミナーを定期的に開催し、実践的な情報を提供します。
3. 合同企業説明会: 国内で就労を希望する外国人向けに、愛知県内企業の合同説明会を実施。このイベントは、企業と外国人材のマッチングを円滑にする重要な機会です。

弊社パソナは、これらの取り組みに対してサポートを提供し、愛知県内の企業が国際的な人材を活用できるようサポートしていく所存です。

開所式の開催

開所式は名古屋市中村区の株式会社パソナ名駅にて行われ、県知事の大村秀章氏による挨拶がありました。式典ではフォトセッションなども行われ、出席した関係者が新たな支援のスタートラインを祝福しました。

今後、あいち外国人材受入サポートセンターがさらに多くの企業と外国人材との架け橋となることが期待されます。愛知県では、より多くの企業が外国人材を積極的に受け入れ、インクルーシブな労働環境の構築が進むことを願っています。