新たな業務自動化を実現する「Nulab Flowbase」
株式会社ヌーラボが、AI技術を駆使した新しいワークフロー自動化ツール「Nulab Flowbase」を、2026年6月16日に提供開始しました。このツールは、特に「Backlog」の上位プランを契約している企業向けに無償で提供され、将来的には一般的な提供を予定しています。
Nulab Flowbaseとは何か?
「Nulab Flowbase」は、業務プロセスの設計、実行、可視化、改善を一貫して支援することを目的としたサービスです。多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める中で、業務の属人化や情報の引き継ぎの難しさといった課題に対処するために開発されました。これまで個人の経験に頼っていた業務フローを、組織全体で共有可能な仕組みに変えることができるのです。
業務自動化の背景
現在、多くの企業が抱える問題として、特定の担当者の異動や退職による業務の属人化があります。これにより、業務の引き継ぎや進捗確認に多くの時間が取られ、組織全体の生産性が低下してしまいます。ヌーラボはこれを解決するため、「Backlog」を通じてプロジェクト管理に関するナレッジを20年以上蓄積してきました。こうしたデータを活かし、「Nulab Flowbase」は業務におけるナレッジを組織全体で活用することを可能にしています。
Nulab Flowbaseの特徴
1. AIとの対話でワークフロー設計
Nulab Flowbaseは、ユーザーがAIと対話することで業務の流れを自動生成します。また、設計したフローはBacklogと連携し、課題作成や担当者設定が自動で実行されます。これにより、従来必要だった専門スキルが不要となり、誰でも容易に業務フローを設計できるようになります。
2. フローの自動実行
このシステムは、スケジュール設定や前の工程の完了に応じて、自動的に次の工程の課題を作成し、担当者に通知します。これにより、管理コストが削減され、よりスムーズに業務が進行します。
3. 進捗をリアルタイムで可視化・改善
各工程の担当者やその完了状況をリアルタイムで一覧表示し、業務の現状を的確に把握できます。これにより、ボトルネックの特定や継続的な改善が実現可能です。
活用のイメージ
Nulab Flowbaseの主な用途は、業務で発生する「覚えておく」「確認する」「連絡する」をシステム化することです。例えば、管理部門では月次のルーティン業務を自動で通知し、経営企画部では複数部門の情報を自動でまとめることが可能になっています。また、カスタマーサポートでは次の担当者への連絡を自動化し、業務が途切れない体制を整えることができます。
セキュリティと利用条件
Nulab Flowbaseの利用には特定の条件があり、まず「Backlog」のプレミアムプランまたはプラチナプランを利用している組織が対象です。利用規約やセキュリティに関しては、経済産業省や独立行政法人情報処理推進機構に準拠したチェックリストに基づいています。
まとめ
ヌーラボの「Nulab Flowbase」は、業務の効率を劇的に向上させる可能性を秘めた新サービスです。業務の自動化による時間の節約、業務フローの可視化、そして継続的な改善は、すべての企業にとって重要な要素です。今後、一般提供が開始されることを期待しつつ、新たな業務の在り方を考えるきっかけとなるでしょう。