地産地消機能『SPOBY』
2025-04-28 15:46:53

福岡の脱炭素推進アプリ『SPOBY』地産地消機能を先行導入

福岡市が進める脱炭素を実現するアプリ「SPOBY」



株式会社スタジオスポビーが展開する脱炭素行動変容アプリ『SPOBY(スポビー)』は、地域の生産物を使うことでCO₂削減を支援する新機能を開始しました。この機能は、2025年4月28日(月)から提供をスタートし、福岡市が掲げる「2040年度温室効果ガス排出量実質ゼロ」の目標に向けて重要な役割を果たします。

地産地消機能の概要


今回の新機能では、購入した生鮮食品をアプリ内のカメラで撮影し、その商品が県内で生産されたものであるかをAIが判断します。これにより、輸送過程でのCO₂削減効果をグラム単位で数値化し、利用者に見える化します。得られたCO₂削減量に応じて「脱炭素ポイント」が付与され、リワードと交換することができる仕組みです。主な対象品目は福岡県産の青果物(野菜・果物)で、鮮魚や精肉は含まれていません。

環境にも経済にも優しい選択


「地産地消」とは、地域で作られた食品を地域内で消費するという考え方です。この取り組みは、長距離輸送による環境負荷を減少させるだけでなく、地域経済の活性化にもつながります。地元の農作物を選ぶことで、生産者の利益が地域内に還元され、持続可能な経済循環が生まれます。

自分の行動が変化する瞬間


福岡市は、個々の行動が温室効果ガス削減に寄与することを目指しています。SPOBYを使うことで、日常生活の選択が環境に与える影響を数値で確認可能です。日常の小さな行動を意識して変えることで、自らの生活スタイルを環境に優しいものにすることが容易になります。たとえば、徒歩や自転車の利用、マイボトルを使用することなど、小さな努力の積み重ねが大きな成果を生むのです。

脱炭素エキデン福岡プロジェクトについて


このプロジェクトは、個人の脱炭素量を計測できるアプリ『SPOBY』を活用し、持続可能な社会を実現するための行動変容を促進します。過去に大阪府、兵庫県での導入実績を持ち、2025年度から愛知県や京都府にも展開予定です。

  • - プロジェクト名: 脱炭素エキデン福岡
  • - 実施期間: 2025年3月〜
  • - 参加企業: 福岡県内及び近隣エリアの民間企業が30社以上参加予定
  • - できること: 地域での脱炭素アクションを通じて、福岡市民一人ひとりが実施可能な方法を提供します。

まとめ


スタジオスポビーの『SPOBY』は、福岡市の脱炭素推進に向けた新しいツールとして期待されています。このアプリは、私たちの行動を見える化し、日々の選択を楽しむことができる工夫が施されています。未来の持続可能な社会をつくる手助けをするために、自らの生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。


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