株式会社シードが次世代コンタクトレンズを目指す
コンタクトレンズの製造を手掛ける
株式会社シード(東京都文京区)が、埼玉県の令和8年度新技術・新製品開発支援補助金事業に採択されました。この補助金を活用し、
高品質で環境負荷の少ない次世代コンタクトレンズの実用化を目指して、重要な基盤技術の開発に取り組みます。
様々な取り組みを通じた産業振興
埼玉県では、地域産業の発展を促進するため、中小企業や中堅企業の新たな市場開拓や競争優位性の構築を支援しています。これにより持続可能な成長が期待される新技術や新製品の開発経費に対し、補助金を交付しているのです。シードは、その中で「高精度かつ高効率な次世代コンタクトレンズ製造基盤技術の開発」において受け入れられました。
高精度製造技術への挑戦
このプロジェクトでは、従来の使い捨てソフトコンタクトレンズの生産に使用されていた樹脂型を見直し、直接成形プロセスによって
高精度の製造技術を開発します。この技術によって、光学性能や装用感に影響を与える形状の精度を向上させるとともに、製造プロセスを簡略化することで、環境負荷の軽減も実現しようとしています。最終的には、安定した品質の高付加価値製品を提供することを目指しています。
研究開発本部のコメント
担当者である山崎佳子(材料研究部 部長)は、この事業が次世代コンタクトレンズの製造技術を実現するための重要な取り組みであると強調します。近年、乱視用や遠近両用、さらには焦点深度拡張(EDOF)レンズなど、複雑で高度な光学設計が求められている中で、多様なニーズに応えるための高い精度のレンズ成形技術が必要不可欠です。
本技術の実現によって、さまざまな特殊光学デザインへも対応可能になり、将来的にはより高度な光学性能を持つ製品の開発が期待できます。また、生産性の向上や品質安定化を通じて、シードは競争力を強化し、国内外の顧客に高付加価値製品を提供する体制を築くことを目指しています。
株式会社シードについて
株式会社シードは1951年にコンタクトレンズの研究を始め、1957年に設立されたメーカーです。2024年には、70周年を迎えます。「眼」の総合専門メーカーとして、国内外で多様なニーズに応じた製品を提供し、アジアや欧州を中心に50以上の国と地域に展開しています。詳しい情報は、
シードの公式ウェブサイトをご覧ください。
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